【ブログ】苦闘 vs大阪信愛学院大学
開幕4連敗の流れを断ち切るべく今節こそ勝利を掴み取りたい。相手は昨年よりリーグ参入後、ストレートで昇格してきた大阪信愛学院大学。
starting lineup
小川 北川 土地 山口 武田 宮尾
日置 田中(魁)渡辺 横田 弓削
sub
竹本 田中(信) 小林 古家 小原
松岡 鬼頭 宮本 木本
前半キックオフ
開始直後から京大は、高い位置でボールを保持して相手に恐怖を与える。
最初のチャンスは前半1分、中央でボールを受けた武田から田中魁とつなぎ、反転してこぼれたところを武田が押し込むかと思えたが、このシュートは枠をとらえられない。
その後は、後方でボールを保持している際、フリーの選手を使ってビルドアップを試みるが、最終局面まで持っていくことができない。一方で、ボールを奪われた際の切り替えの速さや前からのプレスにより、相手コートでは度々フィニッシュの局面へ持っていくが決め切ることができない。
前半10分には、右サイドで横田が得意のドリブルで持ち上がりスルーパスを送ると、そこへ抜け出した北川は中の田中魁へと届け、反転してシュートを打つがディフェンスにブロックされる。
攻撃のテンポが出来てきていた京大であるが、前半12分、相手陣地でバックパスをカットされ、ハーフウェイライン近くからシュートを打たれる。
前方へ出ていた小川は、懸命にクリアをし、タッチラインに逃れた。しかし、このプレーでボールが手に当たっていたとの判定によりレッドカードをもらい、退場となる。
良い流れを持ってきていた京大であったが、一転して10人という数的不利な展開となる。GKの退場のため、武田に代えてGK竹本を投入。
10人となった京大は、シンプルに背後を狙うが、風の影響もあり、なかなか越えられない。そんななか、渡辺のボール奪取から土地が田中魁へとスルーパスを送るもシュート直前で防がれてしまう。
しかし、このようなシンプルな攻撃でチャンスを狙う京大は再び勢いを取り戻しにいく。
対する信愛大は10人の京大に対し、ピッチを大きく使った攻撃を狙う。サイドをうまく使い、ゴール前へ放り込む攻撃をしてくるが、ディフェンスのブロック、またGK竹本が前へ出てしっかりキャッチングすることにより、チャンスは作らせない。
しかし、数的有利な相手は、テンポ良くボールを回し始め、なかなかボールを奪えない難しい時間帯が続く。
そんななか、前半26分にはサイドの背後へロングボールからペナルティエリア内へドリブル侵入、クロスをあげられ逆サイドからのシュートを浴びるが、このシュートは間一髪で枠を外れる。
相手は試合のペースを握り、ペナルティエリア付近でボールを動かしゴールを狙うが、対する京大は最後のところでしっかりと戦い、シュートを枠には飛ばせない。しかし、その均衡もついには破れることとなる。
前半40分、ゴール正面やや左の近い位置でのフリーキックから、壁が割れた間を抜け左隅へ直接決められてしまう。(0ー1)その後、同じような位置でフリーキックを与えてしまうが、シュートは幸運にも枠の外へ大きく外れる。
その後も京大は攻め手がないまま前半終了。
後半キックオフ。
しばらくはお互いにボールが落ち着かないオープンな展開となる。
前からプレスをかけてボール奪取をはかる京大に対し、相手は安定してボールを保持し、なかなか奪えない。それでも、後半9分には、こぼれ球に対し、北川、渡辺が立て続けに振り抜くが、枠を捉えることができない。
後半11分に競り合いの中で宮尾が負傷し、宮尾に代えて田中信、渡辺に代えて鬼頭を投入する。また、後半25分には田中魁、北川を下げ、古家、小林を入れる。
すると、そのワンプレー目で早速交代選手が結果をもたらす。
ハーフウェイライン付近から小林によって蹴り込まれたフリーキックは、ゴールキーパーの出られない絶妙な位置に落とされ、それを田中信がゴール左隅にゴロで流し込んだ。(1ー1)
京大はこの勢いに乗って再び前からプレスをかけ、ボールを奪いに行こうとする。
後半30分にクロスを何度も浴びるが、中でフリーで打たせず、最後は竹本がキャッチして相手の攻撃を終わらせる。そこからは京大が押し込む時間帯となる。
すると、後半38分、横田が相手へ仕掛け、左サイド深くでファールをもらい、良い位置でのフリーキックとなる。再びキッカーを務める小林が、鋭く曲がる速いボールで土地の頭にピンポイントで合わせ、得点を得る。(2ー1)
逆転に成功した京大は、そのままの勢いで相手を苦しめ続けようとしたが、相手はそれを許さない。
後半45分に左サイドを崩されると、中のフリーな選手へと届けられてしまう。そこからフェイントによってかわされ、ニア上を抜かれて失点し、追いつかれる。(2ー2)
勝ち越したい京大だったが、続く後半47分、今度は右サイドから崩され、中へ入れられたボールは相手の1枚目のスルーにより、2枚目のフリーな選手に渡ってしまう。そのままダイレクトで打たれ、失点。(2ー3)
残り時間が少ない中、相手に逆転を許してしまい点を取るしかない京大は、攻勢を強めるものの決定機を作れない。ラストチャンスかと思われたフリーキックも、古家の折り返しを押し込むことができず、そのまま試合終了。
一時は逆転したものの、肝心なところで勝負強さが足りず、結果的に5連敗となってしまった京大。来週にはなんとしてでも勝利が必要である。チーム一丸となって戦いたい。
応援ありがとうございました。次節も応援よろしくお願いします。
3回生プレーヤー 小原拓士
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