【KIU BLOG】自分と向き合う
京大サッカー部に入部してもう2ヶ月がたったが、正直自分の現状に納得できていない。
左足のハムストリングを肉離れし、復帰直後に逆足のハムストリングも肉離れしてしまい、半月しかまともにプレーできておらず、出場した試合も2試合だけだ。
僕自身はもともと怪我がちな選手で、高校3年生の春の大会は怪我で出場できず、秋の大会は痛み止めを飲んでの出場だった。当時、怪我は予防できるものだとわかっていたが、半分仕方が無いことだと思い、ウォーミングアップやダウンなどのケアをあまり行っていなかった。
自分自身と向き合えていなかった。
また、体のケアという点以外においても自分と向き合えていなかったと思う。日々のトレーニングや試合の振り返りなどはほとんど行ったことがなく、うまくいかなかったときは、相手が強かったで片付けてしまうことが多かったし、逆にうまくいったときは、なぜうまくいったのかを言語化するということはほとんどしてこなかったため、意図してうまくいったというよりも、たまたまうまくいくということが多かった。
そういったサッカーに対する姿勢を変えたいと思い、京大サッカー部に入部した。京大サッカー部には、これまで所属してきたどの団体よりも、サッカーに対する意識が高い人が多いと感じている。
自分は今、1ヶ月半もリハビリでトレーニングを外から眺める日々が続いている。他の1回生たちが日に日に大学サッカーの強度に適応し、上達していってるのが目に見えて、正直自分が出遅れていることにかなりの焦りを感じている。
しかし、そんなときこそ、自分と向き合い今自分に何ができるかを考えて成長するべきなのだと気づいた。外から見ているときでも戦術に対する理解は深めることができるとキャプテンに言われてから、自分が出ていない試合の映像も見るようになった。高校時代では考えられないことだが、1つ自分が成長できたことだと思う。
4年間自分と向き合い続けて、サッカープレイヤーとしても人間としても成長し続けたいと思う。
1回生プレーヤー 鎌田航輔