【KIU BLOG】SUKIYAKI
今年1年は、下を向いていることが多かった。
「ストレートネックですね。」
ある日の整骨院にて。
「スマホの見すぎじゃないですか?」
いやぁ。
「まあ、いつも俯きぎみな人もいますからね笑。」
そう言われてみると、4月には友人に言われるまで、桜が満開であることに気が付かなかった。
この間もスーパームーン前日の月を見たが、しばらく月を目にしていなかったから全くピンとこなかった。
特に今年は、上手くいかないことの方が圧倒的に多く、落ち込んで無意識に俯いてしまうことも多かったと思う。
問題は、切り替えられたかどうか。
上手く切り替えられなかった。
なんなら今も、理想ほど怪我が治らず、練習の度に気持ちが沈んでしまう。
しかし、どんなスーパースターでも、落ち込むことはあるだろう。
いや間違いなく僕ら以上に落ち込んでいるだろう。
いかにもメンタルが強靭そうなクリロナでさえ、試合中に泣いてしまうこともあるのである。
それでも結果を出しているのは、それを糧に、奮起してやり続けているからなのだろう。
さて、引退まで残り僅かしかない自分に、ただ落ち込んでいる暇はもうない。
落ち込んでるだけの時間なんて無駄だし、面倒くさい。
それは過程にすぎない。
だから、上を向いて歩こうと思う。
空元気だとしても、負の感情は前向きなエネルギーに変える。
足りていないところを自覚して、またやる。
そして必ず結果に結びつける。
このままで終わらない。
そうすれば、引退する頃にはストレートネックも治っているだろうか。
4回生プレイヤー 松本光擁