【KIU BLOG】ここに来てよかった
まずはじめに、ここに来てよかった。このチームへの僕の思いです。そんな中、僕は今年の夏から海外へ旅立ちます。
京都大学の合格発表の時、既に海外の大学に合格していた僕はほんとうに京都に行くかどうかを迷っていました。夏入学までの3,4カ月、他にすべきことはあるんじゃないか。もしくは京都に行って何を得られるのか。もっとためになることがあるんじゃないか。そんな思いで約1か月間を過ごしていました。
今までの自分を思い返してみると多くの出会いと別れを経験していました。たくさん引っ越しをして、でも、その度に新しい仲間と環境に出会ってきました。そして、京都大学という地でも、ここでしか経験できないものがあると信じ、京都へ数カ月でも来ることを決めました。
正直、地元のクラブチームでサッカーをすることも選択できた僕にとって、6年間お世話になったクラブを離れるのは気が進まなかったです。当初は、本当にくる必要があったのか。地元のクラブのほうが居心地がよかった。などと思うときもありました。しかし、サッカー部に入って約2カ月、そんな思いも忘れさせられるような気がします。登録の都合上、公式戦に出られず、また、毎日必死に取り組んでもなかなかトップチームには絡めず、自分に対して嫌になるときもあります。ですが、それでもここで数カ月のみサッカー部に入部することを受け入れてくれたこと、サッカーができる環境に身を置けることに感謝しています。
そして毎日顔を合わせる仲間とはもう昔からの親友のように感じます。
以前チームメイトが「俺らって何年前から一緒にいるんだっけ」と言いました。当然まだあって1,2カ月、何年も経っていません。でもそう感じさせるぐらい最高の仲間です。毎日が充実して、日々このチーム、仲間への思いが強くなっていきます。正直ここを離れてしまうのは、惜しい。もっとこのチームでやるべきことがあるんじゃないか。この仲間たちともっとサッカーをしたい。そう思います。もうあと一か月もここにいるかどうかわかりません。あと少しだけの間、ここでできることをしていきたいです。
このチームと仲間のこれからのさらなる飛躍、そしてチームメイトへの感謝を込めてこのブログの結びとしたいと思います。
最後に、ここに来てよかった。最高の仲間と出会えたから。
1回生プレーヤー 伊藤渓至