4回生

鹿児島からやって来たテクニシャン。クセの強い鹿児島弁で同期をも翻弄する彼は、一見するとおしとやかで優しそうだが、実は裏の顔を隠し持っている。本性が露わにならないことを切に願うばかりだ。そんな彼も一度ピッチに立てば、独特なテンポから繰り出されるドリブル、綺麗な軌道を描くキックを見せ、多くの人を魅了する。守備にも献身的で、くねくねと動く守備スタイルは「たこディフェンス」と称される。観客が彼のプレーの虜になる日もそう遠くはないだろう。

スタッフとして活躍している彼女の名は、板橋真悠子 ~いたはしまゆこ~　 常に笑顔で場の空気を和ませる可愛い系女子だが、どこまでも歩き、チームのためなら炎天下でもダッシュするギャップを持ち合わせている。 そんな彼女は滅多にNOと言わず、なんでもこなしちゃうしっかり者で、KIUに不可欠な存在である。

彼の目力はフクロウの如く、単位取得数は懐石料理の分量の如し。この岡部大先生なしに、KIUは語れない。語らせない。そんな彼は、私立西大和学園で培った戦術理解を得意とし、股抜きを狙う遊び心あるプレーが特徴である。先日、天王寺のKAMOで6000円近くするインソール（この中敷を装備するとパワー、スピード、競り合い、その他全部が全部、格段にパワーアップする）を購入した彼の今後のプレーには、ものごっつ期待できる。

文武両道といえば北川拓実である。受験直前までサッカーを続けながらも、入試本番で医学部の合格最低点をも上回る点数を叩き出す、バケモノスペックを持ち合わせている。最近は一人暮らしの自炊アカをインスタで開設し、料理スキルの向上に励んでいる。そんな彼の左足から放たれるシュートは正確にゴールの隅を捕え、相手DFにおそれられる。きっとシュートを打つ前に、微分方程式か何かを解いて、足の角度θを導き出しているに違いない。Q.E.D.

清光祐介といえば何を連想するだろうか。特茶、ナダル、舌、カルパッチョなどなど。気になって眠れない日が続く、そんな人は、彼のバイト先である某衛星予備校〇〇校に問い合わせてみて欲しい。関西人らしいノリツッコミを交えて快く答えてくれるに違いない。そんな彼も、ピッチ内では存在感を放つ。恵まれた体格を持ち、球際の強さとシュートスピードは、かのフッキ選手を彷彿とさせる。細やかなタッチも得意だ。体重詐称の疑いを晴らした彼の、今後の活躍に乞うご期待。

京都は洛南高校からやってきた彼は、スターウォーズ狂である。スターウォーズを語らせたら、彼を止められるDFはいないだろう。そんな彼は、４年間ものブランクがあるものの、再びピッチに立とうとKIUにやってきた。彼の持ち味は粘り強いディフェンスと仲間を鼓舞する声であり、ピッチ内で高い献身性を見せる。最近はキックの精度に磨きがかかっており、彼の新たな武器となっていくだろう。サイドバックとして急成長している彼の、今後の活躍に目が離せない。

日々のテンションはチェルシーの調子に比例し、一時の風貌から"バズ"の愛称で親しまれている彼は、東京出身のため現在は関西弁と標準語が混ざった気持ち悪い言語を話している。大学からCBにコンバートされ、状況を打開するロングキックが持ち味だ。完璧な関西弁を話せるようになった時、彼のプレーも完成されるだろう。

寺迫亮太、またの名を「歩く京大楽単bot」 。履修する単位に困ったら、彼に聞けば様々な楽単情報を手に入れることが出来る。楽単を沢山履修していて課題が楽なのか、テスト期間中に一緒に自習室に行くと30分後にはYoutubeを見ているか、寝ている。オリンピックを見ている時もあったな。そんな彼だが、一度ピッチにたてば華麗なドリブルで見る者を魅了する。彼が得意のドリブルで、大学サッカー界のラフィーニャ·アルカンタラになる日はそう遠くない。

顔と名前だけでも覚えて帰ってほしい。こちらは、持ち前のロングキックで、常にバックラインから相手DFの背後を狙う男、日置晃久。彼のガッツあるプレーには惚れ惚れする。恐れ知らずの彼のプレースタイルは、まさに唯一無二である。また、彼の明るい性格は人を笑顔にし、草木を花に変える。先輩、同期、後輩から愛される彼のリーダーシップに今後期待するとともに、サッカー部OBであるお兄様のご支援をぜひとも賜りたい。

船木氏の最大の特徴はなんと言っても、髪型である。彼の髪型を見に、サッカー部の練習場に足を運ぶ、通称「フナチル」もいるやら、いないやら。また、高校野球好きで知られる彼だが、下宿先にはテレビがなく、ラジオスタイルで甲子園を楽しむというユーモアを持ち合わせている。そんな彼だが、入部してからの成長スピードには目を見張るものがある。豊富な運動量を生かした、粘り強い守備に期待したい。

「知らんけど」「ええけど」が口癖。あだ名"ポッチャマ"の如く、愛嬌に満ちている彼の名は松本光擁。裏がなさすぎて逆に、怒るとめちゃくちゃ怖いのではないかという噂が広まり、実は先輩もビクビクしているとかいないとか。強靭なキープ力、持ち前の素晴らしく綺麗なパス、豪快なミドルシュートに日々磨きをかける彼のポジションはMF。これからの京大サッカー部の攻撃の起点として、期待がかかる。

帰ってきた浜松マン。貴重な左利きボランチとして入部してきた彼だが、腰に爆弾を抱えていたことから休部に。３回生時にトレーナーとして舞い戻ってきた。驚異的な知識の吸収力とピッチでの機動力を武器にみるみる実力をつけ、いまや京大サッカー部に欠かせない存在である。部活で力を使い果たしてしまうせいか、留年の危機にあるとかないとか。活動時間は限られているようだ。ケガを防ぐべく離脱者を救うべく今日も彼はグラウンドに向かう。シュワッチ！！