【部員ブログ】選択の果てに
さて、あなたはテレビなどの取材で「京大生とはどんな人?」と聞かれたらどのように答えますか?京大生に抱くイメージは人によって大きく違うと思います。
頭がいい、変人といったあたりが一般的になってくるのかもしれませんね。私の友人はチェックシャツ!とドヤ顔で答えていましたが……
私の答えは、選択のために努力できる人、です。(そんな返答する時点で変わっていると言われそうですが……)
関西では最も難しいとも言われている京都大学に進路を定め、入学するためにかなりの量の勉強をしてきた人ばかりだと思っているからです。他にも取れる選択肢がある中で勉強をする選択をしてその点において成功してきた人たちであるとも思います。人生において選択する回数はとても多く、選択することなしに生きてきた人なんていないといっても過言ではないでしょう。そんな一つ一つの選択の結果が今の環境や人の繋がりを形成しており、そういった点ではもし生まれ変わってやり直せたとしても全く同じ人生を繰り返すことはないのだと思います。
そんな中でも我々が所属しているサッカー部、ひいては体育会に所属している人々というのは、勉強面のみならずスポーツ面においても大学でも高いレベルで両立しようとする欲張りな選択をし、そのために努力し続けている集団だと言えるのではないでしょうか?大学生活という数多の選択が可能な時の中でスポーツという環境を選び取りその点において試行錯誤を続けて結果を残そうとしている人の集まりだと言えます。
部員一人一人は相異なる人生を歩み全く違った選択をしてきていますが、その選択の過程では京都大学を選び取り京都大学サッカー部を選んだ、そのおかげで今の京都大学サッカー部が存在しています。1人でもどこかで違う選択をしていたら全く違ったチームになっていたかもしれない、そう考えるとやはりこの大学生活は貴重な時間であり全てを賭けるに値するのではないでしょうか。自分の選択が正しかったと証明するためにも結果を出せるようにしたいと思います。
サッカーをしている時はそんな大それたこと考えているわけではありませんが、こうして改めて考えてみるとサッカー部というのは文武両道を高いレベルで目指している集団であるのかと少し誇らしくもあり、またその選択に恥じないように努力し続けないといけないと思います。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしければ一度、欲張りの集団たちの努力の結晶とも言えるであろう試合を見に来ていただけると嬉しいです!
3回生プレイヤー 坂本翔太