【KIU BLOG】意識
京大サッカー部に入部して早くも二か月が経った。
素晴らしい先輩方と切磋琢磨できる同回生に恵まれ、充実した日々を送っている。
そんな中、僕はより良いキーパーになるために2つの意識に基づいて日々のトレーニングや試合をしている。
まず1つ目の意識について。
僕は小学校、中学校、高校とサッカーしてきたし、長いことキーパーをしてきた。
そしてキーパーをやり続けるうちにいつの間にか何も考えず何気なくプレーをするようになってしまっていた。
なんとなくキャッチをして、なんとなくポジションをとって、なんとなく飛び出して・・・そんなことを続けてきた。
そんななんとなく症候群を治すべく今は1つ1つのプレーについてこれが最適かどうかをよく考えてプレーするようにしている。
キャッチはこの手の出し方でよいのか?
ハイボールはどのタイミングで飛ぶべきか?
常になぜそのプレーなのかを意識するようにしている。
これが1つ目の意識だ。
次に2つ目の意識について。
これまでを振り返ってみると自分の感覚だけを頼りにしてプレーをしてきたように思う。
自分のプレーに基準がなかった。
だから似たようなシーンでもシュートを止められるときと止められないときがある、つまり自分のプレーに再現性がないことに気づいた。
このままではいけない、そう思い、基準に従ったプレーをしようと意識している。
例えば、相手との一対一の対応で自分とシューターとの距離がこの距離ならこうするけど、あの距離ならああするといったような感じだ。
これが2つ目の意識だ。]
これらの2つの意識に基づいてプレーをしていると自分のプレーの改善点がはっきりとしてくる。
それは一朝一夕では改善できないものも多い。
それでも徐々に改善し、今まで失点していたようなシュートを止められたときの喜びといったら素晴らしいものだ。
こうした日々の喜びを大切にしながら、大学でのサッカー生活を最大限に楽しみたいと思う。
1回生プレイヤー 小川裕也