【KIU BLOG】情熱を注げるもの
自分がサッカー部に入部したのは、2回生になってからである。
大学入学当初、自分はサッカー部に入るという選択肢は持っていなかった。サッカーをしたいという気持ちはあったが、同時に、高校までの部活で区切りをつけ、大学に入ってからはバイトやサークルなど新しいことをしたいという思いもあったため、サークルの新歓に参加した。
一回生の初めの頃はサークルで活動していたが、すぐに自分がこれまでサッカーをやってきて感じた楽しさを感じられなくなっていた。
その結果、サークルに行かなくなり、大学に行くかバイトをするという日々を送っていた。
学科の友達と遊ぶこともあり楽しくはあったが、高校まで学校と部活に多くの時間を費やしていた自分が、そこまで勉強に熱心に取り組むわけでもなく、かと言って部活でサッカーをするわけでもない生活を送ることに違和感を感じていた。
何か自分が情熱を注げるものが欲しいという思いが日に日に強くなっていき、一回生の終わり頃にサッカー部という選択肢を考えるようになった。しかし、高校から期間が空いている自分がやっていけるのだろうかという迷いがあった。
そんな中、偶然大学の授業でサッカー部の先輩がいるということがわかった。自分はその先輩にサッカー部に興味があるという話をすると練習体験に参加させてもらえるということになった。
練習体験では、途中から練習体験に来た自分を温かく受け入れてもらえたことがとても嬉しかった。サッカーを本気でやれる楽しさ。
自分はやっぱりサッカーが好きだと実感できた。
自分が情熱を注いでいけるものがここにあるという確信があり、入部することを決めた。
入部してから約5ヶ月が経ち、この生活にも慣れてきた頃だがやはりこの京大サッカー部に入部してよかったと感じる。
サッカーに本気で向き合い、楽しさも悔しさも感じながら周りと成長できる素晴らしい場所である。この環境でこれから全力でサッカーと向き合っていきたいと思う。
2回生プレーヤー