【部員ブログ】アツい
「なんでおれまだ大学でも部活でサッカーやってるんやろ。」
「そろそろあの先輩誘ってキックボクシングとか始めよかな。」
たまーにこんなことを考える。最近足の手術が終わって、そろそろボールを蹴り始めてもいい時期なはずなのだがまだ満足にジョギングすることもできない。毎日グラウンドに行ってみんながサッカーでアツくなっているのを眺めながら今日も筋トレ。
「手術とかおれやったら絶対サッカーやめてるわー。」
この言葉はもうどれくらいの人に言われたかわからない。でもサッカー部をやめるという選択肢がなぜかでてこない。なぜサッカー部をやめれないのか考えた。すぐにわかった。サッカーが1番好きで1番アツいし、なんだかんだでこのチームが好きだからだ。
高校時代、1個上の代ではかなり試合に出ていたと思う。しかしいざ自分たちの代になると、下にバカほどうまいやつが入ってきて試合にほとんど出られなかった。中学の時、チームでキャプテンを任され、試合にスタメンで出ることが当たり前だった自分からしたらすごくショックだった。初めてサッカーをやめたいと思ったし、学校に行くのも嫌だった。
しかし結局サッカー部をやめれなかった。チームメイトとサッカーする時間がやっぱり一番楽しくて何よりも好きだったし、チームが大好きだったし、そしてやっぱり、サッカーが好きだったからだ。今思うと、本当にサッカーを続けてよかったと思う。
「サッカーやめれんわー」とか言っているが、あと2年とちょっとでこの部活を引退する、と同時にサッカーをやめる。つまり、この大学サッカーが人生最後で最高のアツい場所だと考えている。悔いは残せない。がんばろう。
みんなへ。75ぐらいのおっさん、おばさんになっても、ビールでも飲みながら「あの試合めっちゃアツかったなー」とか言えるよう、今全力でがんばろう。
2回生プレーヤー 瀧田怜