【KIU BLOG】直感

入部して約1年と4ヶ月が過ぎた。正直入部するまではこんなにもサッカーでいっぱいの大学生活を送るとは思いもしなかった。

サッカーは大好きだ。だが自分は大学に入った当初部活に入るつもりはあまりなかった。正確にいうとサッカー部に興味はあったが、勉強やバイト、遊びなどより大学生らしいことができてある程度サッカーも楽しめるサークルの方がいいんじゃないかと考えていたからだ。実際に新歓は楽しかった気がする。  

「逆にサッカー部の新歓の印象は？」と聞かれると悪い印象の方が多かった気がする。約2年のブランクのせいか練習にはあまりついていけず、次の日には体が全身筋肉痛でバキバキになっていた。
これを週6でやるのか、、、
そう思っていたのをよく覚えている。

ただ初めて練習参加した日からずっと自分が京大サッカー部のユニフォームを着てピッチに立つ姿が頭の中から離れなかった。このグラウンドで、このチームで再びサッカーをする。思うようなプレーができたとき、点を決めたとき、試合に勝ったときさまざまな瞬間、本気で取り組むからこそ生まれる熱気が込み上げてきた。
「ここで過ごす4年間に退屈を感じる暇などなさそうだ」
そんな直感を頼りになんやかんや結局入部していた。

今となってはこの直感を信じて本当に良かったと思う。仲間と本気でサッカーに向き合い、同じ目標に向かって切磋琢磨し努力し合える、本気でサッカーを楽しめる場所はここにしかなかったと思う。みんなそれぞれサッカーに対して違った愛をもち、その違った愛をぶつけ合う、そんなこの場所に出会えて本当に良かったと思う。

そんな仲間と共にこれからもサッカーで溢れたこの生活を楽しんでいきたいと思う。

2回生プレイヤー田中魁