【KIU BLOG】考える
「考えて行動しなさい」
誰もが一度は言われたことがあるだろうセリフ。
私も特に中学・高校の部活ではずっと考えてプレーするように言われてきた。でも私は考えてプレーすることが苦手だった。言われたことをするのに精一杯で考えてる暇なんてなかったから。
ただこれは自分が「考える」ことから逃げるための言い訳に過ぎなかった。京大サッカー部にマネージャーとして入って約1年、長い時間をみんなと過ごしてきて感じたことは京大サッカー部には「考える」ことができる人ばかりだということだ。
プレー中もそれぞれが考えているから意見を言い合える。練習後には「あの場面ではこうしたほうが良かった」、「もっとこうして欲しかった」などたくさんのことを話し合っている。自分がプレイヤーだった時にするべきだったのにできなかったことを当たり前のように全員ができる。
だから私はみんなをとても尊敬しているし、みんなが話し合って試行錯誤しているのを見ているのも大好きだ。
そこで私はふと思った。
自分は今からでも変わろうとしているのか?と。
マネージャーだから、プレイヤーじゃないからといって考えて動くことができない自分のままでいいのか?と。
答えは分かりきっている。
スタッフかプレイヤーかなんて関係ない。部活に入っている以上は同じなのだ。
自分はまだできることがある。もっと考えればやらなきゃいけないことなんていくらでもある。いつでも気づけたこと。でも私は結局高校から変わらず「考える」ことから逃げていただけ。
それに気づかせてくれたのは1番迷惑をかけていたであろう先輩。私を見捨てず、私に成長の機会をくださった。
私はその期待に応えられるように、胸を張って全力を尽くしたと言えるように、自分を変えたい。次は自分が人から頼られる存在になれるように。
2回生マネージャー 北川結菜