【KIU BLOG】恩返し

俺は今まで、このチームで自分の好きなように立ち回ってきた。

遅刻した回数はチーム1だろうし、準備や片付けはサボって、練習中もやる気が出ない時は軽くやっていた。

でも上回生になって、いろいろ考えないといけなくなって、周りからも言われるようになった。面倒臭くなった。今後のことも考えたら、辞めて就活に専念したり、留学に行ったりした方が良い。サッカーへの熱も冷めてきていた。辞めよう。そう思っていた。

 

 

そんな中、同回生の何人かと飲みに行った時、「俺のことも考えろよ!」そう言われた。

アツい言葉だった。雪の結晶のように解けて頭からこぼれ落ちる言葉の中で、その言葉は心の中に焼きついた。

俺は今まで自分のことしか考えていなかった。俺は今までチームに甘えていたんだと気づいた。

でもアツい男はチームのことを考えていた。そもそも考え方が違っていた。俺はチームのために何も成し得ていないのに、自分勝手にこのチームにいるだけなのに、みんなは俺に居場所をくれていた。この恩は返さなければならない。このまま何もせずに卒業するわけにはいかない。恩を返すためにサッカーしよう。

こんなことは初めて思ったけどそうしたいと思った。しなければならないと思った。

また心がアツくなってきた。俺がこのチームを2部に昇格させて、恩返しをしよう。

3回生プレイヤー 北村悠真

 

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