【KIU BLOG】僕は幸せ者だ
僕はとても幸せ者だと思う。
小学校2年生から始めたサッカーを23歳になった今でも続ける事ができている。中学校、高校で僕より何倍もサッカーが上手だった友達がさまざまな理由でサッカーから離れていく中でたいして上手くもない自分がここまでサッカーを続けられている事は本当に幸せな事だと思う。

僕がサッカーを続けられているのは僕の力によるものではない。入学した大学にたまたまサッカー部があり、サッカーを続ける事を許してくれる親がいたから続けられただけである。僕の今のこの幸せは自ら勝ち取ったものではなく、色々な人に与えられた幸せである。
そんな僕がサッカーを続ける理由は何だろうか。その理由はもちろん僕の中にはある。それは、僕の幸せのためでありサッカーが上手くなったり試合に勝つ事が楽しいからに他ならない。

ただ、この僕の中にあるサッカーを続ける理由というのは外には広がっていない。僕がサッカーを上手くなろうが、僕がサッカーで勝利しようが、他の人には何の影響もない。僕がサッカーで影響を与えられるのはせいぜいチームメイトや親ぐらいだと思う。
沢山の人の支えで与えてもらっているこの幸せをもらうだけもらって外には何も返さない。これはとても残念な事であるし、情けない。プロでもないやつが自惚れるなと思われるかもしれないが、人に与えてもらったのなら、それを使って外に還元する義務があると思う。

ここ数ヶ月はこんなことを少し考えながらサッカーを続けていたのだが、先日のホームゲームに部が運営するサッカースクールの生徒が観戦に来てくれた。僕たちが見に来てと言ったわけではなく、彼らの意思で観に来てくれた。本当に嬉しかった。僕がサッカーをする理由がほんの少し外に広がった気がした。彼らの人生に僕のサッカーがほんの少しでも何かしらのきっかけになれた気がした。

繰り返すが僕は本当に幸せ者だと思う。僕がサッカーを通して関わりあう人々を幸せにするために残りの1ヶ月半をやり切ろう。与えてもらったものを返すために。
4回生プレーヤー 木本晴仁
