【部員ブログ】逃げ
こんにちは。工学部地球工学科2回の中尾翔です。
サッカー部が活動停止になってからもうだいぶたちましたね。コロナの影響の第二波が来ている中、Go Toトラベルキャンペーンも継続されて、遊んでいる人たちによって感染が拡大していくのをニュースで見て、どうして部活動は再開できないのかと複雑な気持ちになる日々です。一刻も早くまたあの良い環境でサッカーができることを願っています。
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さて、今回は「自分の歴史」がテーマということですが、誇れるようなことはまだ何も成せていないので、ここでは短い人生を振り返って印象に残っている出来事をひとつ紹介して終わろうかと思います。たいしたことではありません。ただサッカー部をやめたということです。
高校2年生のとき、僕は小学生のころからずっと続けてきたサッカーから一度逃げました。高校に入り、相次いで腰のけがをして日常生活に支障をきたし始めたころからサッカーはストレスでした。プロになれるわけでもないのにどうして毎日痛み止めを飲んでまでリハビリをしているのか、そんなことを考えながら半年ほどチームメイトが試合しているのを外から見ていると徐々にサッカーから解放されたくなり、高2の冬にとうとう部活をやめてしまいました。
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部活をやめてから1か月ほどはとても気楽でしたが、しばらくして腰の痛みが引き始めるとサッカーがしたくてたまらなくなりました。もうサッカーはしないだろうと思いながら退部したというのに結局自分はサッカーしかしてこなかったのだということをその時初めて痛感しました。
正直はじめは大学でサッカーをやるつもりもなかったのですが、予備校仲間でもある拓伸に半ば強引に連れ込まれサッカー部に入りました。今でも強引だったなとは思いますが、もう一度サッカーに戻ってくる勇気がなかった自分を後押ししてくれたという点では感謝しています。せっかくもう一度サッカーをする機会が与えられたからには最後まで全力で取り組みたいです。
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だらだらと書いてしまいましたがこれで終わります。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
2回生プレーヤー 中尾翔