【KIU BLOG】 原点
1年目は、何もできなかった。

Aチームには全く絡めず、Bチームにも貢献できているとはお世辞にも言えなかった。辛い、というよりは無力感を感じる1年だった。もちろん、大学サッカーと自分のレベル差が1番の理由だが、2回生になって気づいたのは、メンタル面に問題があったということだ。

中学、高校でも、1番下からのスタートだったが、何が原因で試合に出られないかを考え、才能のない自分にも出せる強みを身につけようとした。身長が140センチしかなく足が遅かった中学時代は、どうやったらデカい相手との1対1に勝てるかをひたすら考えた。高校時代は、自分の代になってもメンバーに入れず、ボール奪取だけでは高1までやっていたボランチで通用しないと考えた。がむしゃらに両足のクロスを練習してサイドに転向し、ある程度試合に出られるようになった。お陰で今は1対1とクロスにはある程度の自信があると言える。

しかし、大学では満足に試合に出られないことを、実力不足ではなく何度も繰り返した怪我のせいにしていた。そのせいで、成長するチャンスを自分で潰していた。もう、何かのせいにするのはやめよう。不甲斐ない自分を責める必要はない。原点に立ち返ってやるしかない。

中学、高校では絶対的な戦力にはなれなかった。大学サッカーは、本気でサッカーに打ち込める最後のチャンスだ。まだBチームにいる僕がこんなことを書くのは早計かもしれないと思うが、替えのきかない選手になり、チームを上に押し上げたい。1つ1つ進んで行こう。下からの這い上がり方は、自分が一番よく知っている。
2回生プレイヤー 住永路敏
