【部員ブログ】当たり前を疑え
皆さまお元気でしょうか。緊急事態宣言が解除されましたが、新型コロナウイルスが消滅したわけではなく、まだまだ感染予防に注意する必要があると思います。第二波が来るのを防ぐためにも協力し合っていきましょう。
新型コロナウイルスによって身の周りの環境は激変した。部は活動停止、授業はオンラインで行われ自宅でほぼ一日を過ごすようになった。ただ自分にとっては悪い面ばかりではない。以前は外食中心だったが、自炊に精力的に取り組むようになり、オンラインで様々なトレーニングを学び、自重でもしっかり追い込めることを知れたことなどである。また今期は授業が多く、始まる前から大変だということはわかっていたが、オンラインになったことで移動をせずに済み、非常に助かっている。できれば授業はオンラインのままがありがたい。笑
何が言いたいかというと当たり前だった日常にも今の状況の方が良いと思えることがあったことはこの状況になって初めて気づけたことである。
これをサッカー部に置き換えて考えてみる。
京大サッカー部は完全学生主体である。指導者はおらず毎年首脳陣を中心に戦術を決め、それを浸透させるために試行錯誤する。ピッチ外の活動においてもそれぞれの部署によって役割分担しながら取り組んでいる。この部署制度は4,5年前に先輩が作ってくれたものである。この制度のおかげで多くの部員に役割が与えられ、特定の部員に集中しないようにある程度は分担できている。しかし、当たり前のようになっていた部署編成もより良いものに、今のサッカー部に適したものにするべきではないか。
これは数ある当たり前のことの内の一つに過ぎないが、他にも考えてみれば見つかるかもしれない。別に所属する組織のことではなく自分自身のことでもいい。この状況だからこそ考える時間を生み出せる。
当たり前を疑うチャンスがある。
その時に目的を見失ってはいけない。サッカー部においてはチームが強い組織になるためである。コロナ禍が収束して部活動が再開したときにこの期間のおかげで出来たことが多いほど他のチームよりも良いスタートダッシュが切れるはずだ。
この状況だからこそできることをしよう。
拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。
3回生プレーヤー 京谷麟太郎