【ブログ】大舞台
こんにちは、今回は11月20日に行われた関西学生リーグ後期第11節についてお伝えします。
関西学生リーグも残り2節となりました。勝利で締めくくりたい京大の対戦相手は大阪府立大学。勝敗によって順位が入れ替わる両校にとって、絶対に負けられない戦いです。今節は、ヤンマースタジアム長居という素晴らしい会場で、京大にとって久しぶりの有観客での開催となりました。

Starting Lineup
(左上から)
田中雄、吉岡、石川、久保、田中啓、京谷、山本、橋本、谷、大崎、森山開
Sub
高橋、森山翔、斎藤、北村、阿久津、笹川、井ノ上、有澤、森橋
大勢の観客の方に応援していただき、選手スタッフともにいつも以上に気合が入る中、定刻通りキックオフ。
前半立ち上がりは、両者堅い試合の入りとなりましたが、徐々に京大がペースを掴みます。
14分、右サイドで粘った橋本から中央の京谷へ繋ぎ、左サイドの久保へ大きく展開し、クロスに森山開が飛び込みますが、ミートせず。これは相手GK正面へ。

23分、右サイドから大﨑のクロスに橋本が合わせ一度は相手GKに阻まれますが、こぼれ球に反応した京谷がトラップしてシュートを放ちまず!しかし、これは枠を捉えることができません。
給水後からは膠着状態が続く試合展開となりましたが、前半終了間際にピンチが訪れます。
41分、中盤でボールを奪った大府大が右サイドに展開後、素早くゴール前に放り込み相手FWにボールが渡ってしまいます。
しかし、ここは吉岡が体を入れGK田中雄がしっかりとキャッチし難を逃れます。

そして、このまま0-0で前半終了。
後半開始から森山開に代えて松本を投入。
攻勢を強めようとする京大でしたが決定機を作ることができません。すると75分、ビルドアップのミスから自陣右サイドを突破されクロスを上げられてしまいます。
一度は跳ね返しましたが、再び自陣左サイドから上げられたクロスにファーサイドで合わせられ、これが不運にもDFに当たりゴールに吸い込まれ失点。(0-1)

追いつきたい京大でしたが、78分、奪ったボールを自陣で奪い返され、相手FWに上手く入れ替わられると、ゴール前フリーのFWへのラストパス。これを冷静に決められ追加点を奪われてしまいます。(0-2)
後がない京大は、82分橋本に代えて有澤、谷に代えて笹川を投入。
さらに89分、久保に代えて北村を投入し1点を返しにいきます。

しかし決定機を生み出せぬまま試合終了。
応援に来てくださった方々の前で勝利を掴むことができませんでした。
勝利することこそできませんでしたが、良いプレーに送られた拍手、惜しいシーンに悔しがる観客席の空気感など、応援してくださる方々とチームが一体となった感覚がありました。
まさに「「京大サッカーに熱狂する」」瞬間だったと感じます。

応援してくださる多くの方に恩返しすべく、3日後の最終戦こそは、勝利を掴みとり有終の美を飾りたいと思います。
4回生マネージャー 勝本茉紀