【ブログ】得点量産型DF SHUNSUKE YOSHIOKA
こんにちは、今回は11月14日に行われた関西学生リーグ後期第10節についてお伝えします。
今回の対戦相手は個々の能力に光るものがある大阪国際大学です。前回対戦ではセットプレーとミスから2点を先制されながら、相手の退場もありなんとか追いつくことができました。
シーズン締めくくりに入ったこの時期、この試合は落とせません。
Starting Lineup
(左上から)
田中雄、吉岡、石川、久保、田中啓、京谷、山本、橋本、谷、大崎、森山開
Sub
高橋、森山翔、斎藤、北村、阿久津、笹川、井ノ上、有澤、森橋
前半キックオフ
立ち上がりからロングボールを放り込んでくる相手に対し、高いラインを保ったまま攻撃的に戦う京大。
6分、初めてのシュートチャンスが訪れます。センターサークル右側からのFKを#35吉岡が足を伸ばして触ります。至近距離でコースが変わったボールにGKは反応しきれません。こぼしたボールを#35吉岡がプッシュ。開始早々に得点です。(1−0)
貴重な先制点を奪いましたが、大国大も右サイドからのロングスローや大柄なフォワードへの長いパスを使いながら攻めてきます。京大もコンパクトな陣形を保ちつつ堅く守ります。
19分、#1田中雄のGKを#7京谷がそらし、#67橋本との連携から#7京谷が遠めから左足を振っていきますが、これはGK正面。得点とはなりません。
26分、右側からのCK。#7京谷が左足で鋭いボールを入れ、GK前から落ちてきた#67橋本がゴールに叩き込みます。(2−0)今年大きく成長した3回生が追加点を奪い取ります。
得点こそ取れているものの、依然として一進一退の攻防が続きます。34分には自陣深くからのFKからボレーシュートを浴びるも、これはGK#1田中雄がガッチリとキャッチ。4回生の守護神を中心にしっかりと守ります。
40分、クリアボールをうまく収めた#7京谷がくるりと反転し、#67橋本とのワンツーからペナルティエリアに侵入します。相手を抑えながら左足でシュートを放ちましたが、これは左にそれていきます。強さを増した主将を中心に攻撃を組み立てます。
前半はそのまま2−0で終了しました。
守りの時間が増えてもアグレッシブに戦い続けることを確認し後半へ向かいます。
後半開始早々47分、前半から幾度となく放り込まれるロングスローをここでもなんとか弾き出しました。しかし、そのボールがフリーの相手に転がっていきます。左サイドから右へとクロスボールが上がり、ファーサイド外側から走り込んできた相手にゴール前で叩かれ失点します(2−1)。嫌な時間帯に課題のセットプレーの流れから失点してしまいます。
しかし、54分、またもやあの男がネットを揺らします。右サイドからのCKはファーサイドに流れ、フリーで走り込んできた#35吉岡の前に落ちます。右足でゴールへ蹴り込み得点します(3−1)。出色の働きを見せる京都産のCBは今シーズン5G2Aと圧倒的な数字を残しています。
得点後流れを掴みたい京大ですが、あとがなくなった大国大の攻撃にさらされます。選手交代やフォーメーションチェンジなど、あの手この手で攻めてくる相手に対して
「こういう流れの試合は、どのカテゴリーでも勝ってる方が押し込まれるんだよ」
という堀井HCの言葉通り、自陣に押し込まれる時間が増えます。
74分には#88久保→#71北村、#67橋本→#9森橋、81分には#8森山開→#4森山翔、#28谷→#19笹川と、前線からのプレスでなんとか反撃の糸口を掴もうとしますが、なかなかうまくいきません。
そんな流れの中82分、右サイドからのロングスローをうまく掻きだせず、失点します(3−2)。
その後も大国大はCBの選手をCFに配置し、パワープレーを仕掛けてきます。残り10分、鉛のように重苦しい時間をディフェンスラインや中盤の選手を中心になんとか耐えます。
相手の縦パスをタッチラインに弾き出したところで主審が笛を吹きます。試合終了です。
競った試合で勝ち切ることができました。いい守備から攻撃につなげていくことを再確認できたこの試合の勝利は大きいです。この良い流れに乗って残り二試合勝ち切れるよう全力で戦い抜きます。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
1回生プレーヤー 寺迫亮太