【ブログ】臥薪嘗胆
こんにちは。今回は2022シーズン関西学生リーグ開幕戦、vs大阪公立大学の様子をお伝えします。本試合は、感染対策を行ったうえで、有観客試合で行われました。リーグ初戦であり、勝って勢いに乗りたいところです。
Starting Lineups
(左上から)高橋、松本、斎藤、久保、森山、田中啓
山本、橋本、谷、笹川、井上
Sub
松島、日置、相川、阿久津、寺迫、野村、北川、森橋、山下
開始早々3分、右サイドで谷の縦パスを受けた斎藤がクロスを上げ、ファーサイドで久保が合わせるも相手DFにブロックされます。立ち上がりは両者共にセーフティな入りとなり、その後なかなかシュートには至らない展開が続きます。途中給水を挟み、前半27分、右サイドでボールを持たれると中央のFWにくさびのパスを入れられ、ポストプレーからミドルシュートを打たれるも、これは枠を外れ事なきを得ます。
前半33分、ここで待望の瞬間が。田中からの前線へのロングボールを斎藤が頭でそらすと、裏に抜け出した橋本がボールを持ち上がり右からクロスを上げ、中央でフリーになった井ノ上が無人のゴールに落ち着いて流し込みます。先制点を奪います。(1-0)
さらに前半40分、GK高橋からのロングボールを再び斎藤が頭でそらすと、抜け出した井ノ上がためを作りタイミングを見計らって上がってきた笹川へと丁寧なラストパス。笹川の狙いすましたインサイドのシュートは、美しい軌道を描いてゴール右隅に吸い込まれます。京大が追加点をあげます。(2-0)
そしてこのまま前半を折り返します。
後半に入り51分、相手DFのビルドアップの持ち上がりからボールを奪った斎藤がそのまま右サイドを持ち上がりシュートを打つが惜しくも枠の上。59分、橋本に代え相川を投入し、前線の活性化を図ります。両者なかなか決定機を作り出せず、膠着した展開が続きます。72分、斎藤に代え山下を投し前線に起点を作ります。77分、左からのCKをクリアし切れず、混戦の中相手にボールを拾われ、そのままクロスを上げられ中でシュートを打たれるも、これは枠を外れピンチを逃れます。しかし84分、右からのCKを相手の長身FWにファーサイドで合わせられ失点してしまいます。(2-1)勢いに乗った大公大は、さらに前の圧力を強めてきます。90+2分、森山に代え日置、谷に代え野村を投入し、試合を締めにかかります。そして相手の圧力をなんとか耐えしのぎここでタイムアップ。
後半は大公大にボールを握られ苦しい展開になりますが、チーム一丸となり、相手の猛攻を1失点に留め、耐え凌ぐことに成功した京大。このような苦しい試合が今後も続くことが予想されます。そこをチーム一丸となり耐え凌ぎ、少ないチャンスを仕留め、勝利を目指します。開幕戦の勝利が今シーズンの京大の「しぶとく勝つ」を物語っています。チーム目標である三部優勝へ向け、最高の船出となりました。今後も応援よろしくお願いします。
3回生プレイヤー 笹川拓人