【ブログ】美しいコントロールショット
こんにちは。今回は10/17に行われた、関西学生サッカーリーグ後期第6節についてお伝えします。
大阪市立大、大阪商業大に連敗を喫し、流れの悪い京都大学。
今節の対戦相手は開幕戦で勝利している和歌山大学。流れを取り戻すためにも絶対に勝利が欲しい一戦です。
Starting lineups
(左上から)
高橋、吉岡、石川、森山翔、久保、京谷
山本、橋本、谷、大﨑、森山開
Sub
松島、斎藤、米田、笹川、松本、石崎、北村、津田、寺迫
京大は8日間で3試合を行うハードスケジュールの中での3戦目。敗戦が続く京大にとっては、チーム一丸となって勝利をつかみ、次節以降に向けて勢いをつけていきたいところ。冬の気配を感じさせる肌寒い気候の中キックオフ。
立ち上がりはお互いに勢いをもってスタート。3分の橋本のクロスをきっかけに徐々に京大がペースを握ります。4分、5分と立て続けに大﨑がクロスをあげるも相手の守備に阻まれます。続く8分、高橋のゴールキックの流れから京谷が前線で収め、久保→橋本と繋ぎますがキーパーの飛び出しに阻まれます。その後も京大がボールを所持し、17分には森山開がミドルを、20分には京谷が反転からシュートを放ち、何度もゴールに迫りますが中々ネットを揺らせません。
そして27分、早い時間帯に先制点がほしい京大にビックチャンスが訪れます。左サイドの久保から中央の橋本→京谷と繋いで、京谷がドリブルで相手を振り切り左足を振り抜きますが、わずかにゴール上へと外れます。
すると今度は和大にもチャンスが。31分、高い位置での相手のスローインからボールを繋がれ、強烈なミドルシュートを打たれますが、ポストに直撃し難を逃れます。その後は京大がボールを握り攻め続けるも、ゴールキーパーを中心とした和大の集中した守備を崩せません。そのままスコアが動かず前半が終了します。
後半がキックオフ。後半から少しフォーメーションを変え、得点を狙う京大は立ち上がりから勢いをもって挑みます。
そして51分。待望の先制点が生まれます。右サイド中央でボールを受けた森山開が、ゴール前に斜めに走り込んできた久保へフィードを通します。久保がボールをキープし相手を引きつけ、ゴール正面で待つ谷へ丁寧なラストパス。これを谷がダイレクトで、ゴール右上への美しいコントロールショット。素晴らしいゴールで京大が1-0とリードします。(1-0)
追加点を狙う京大は53分に、森山開に変えて笹川、橋本に変えて北村を投入します。60分、変わって入った笹川の展開から大﨑がクロスをあげます。一度は弾かれますが、こぼれ球を拾った笹川から京谷と繋ぎシュート。相手に当たってコースが変わるも相手のゴールキーパーのセーブにあいます。
ボールを支配し、攻め続ける京大。70分には後方からのビルドアップでボールを運び、右サイドの大﨑へ。この日何度もアップダウンを繰り返す大﨑からクロス、中で京谷がヘッドで合わせますが惜しくもポストに嫌われます。
その後も攻め手を緩めない京大。84分についに追加点をあげます。何度も相手を左右に揺さぶり、左サイドの山本から北村へクロス、北村が放ったシュートは相手に当たり久保の前にこぼれます。これを久保が泥臭い股抜きショットを決め2-0とします。(2-0)
88分に久保に変えて石崎、92分には森山翔に変えて米田を投入し、試合をしっかりと締めにかかります。このまま集中した試合運びで終了のホイッスルを迎えます。
ハードスケジュールで疲労も考えられる中、しっかりと無失点で勝利をつかむことができました。この勢いのまま残りの7試合、全勝を目指します。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
ハイライト映像を制作していますので、ぜひご覧ください!
2回生プレイヤー 笹川拓人