【ブログ】ラストマッチ
こんにちは。
今回は、シーズン最終戦となる関西学生リーグ前期延期分第6節vs神戸国際大学の様子をお伝えします。
この試合をもって4回生は引退。勝って有終の美を飾ることはできたのでしょうか。
Starting Lineups
(左上から)田中雄、吉岡、石川、森山翔、久保、京谷
山本、橋本、谷、大﨑、森山開
Sub
高橋、米田、斎藤、笹川、松本、井ノ上、有澤、森橋、山根
前半開始早々4分、スルーパスに反応した橋本がダイレクトでシュートを放ちますが、惜しくもポスト左に外れます。
続く6分、左サイドの崩しから山本が裏抜けした京谷へと相手DFラインを越えるパスを供給。相手GKと一対一となりますが、シュートはポストを叩いてしまいます。
立ち上がりからチャンスを作っている京大は13分、相手のクリアボールを拾った吉岡が山本とパス交換の後、DFライン裏にふんわりとしたボールを放り込みます。そのパスに反応した京谷が、ワンバウンドで相手GKの頭上を越えるシュートを打ち、これが見事ゴールに吸い込まれます。(1-0)
23分、ドリブルで久保が引きつけ、空いたスペースに走り込んだ森山開がシュートを打ちますが、相手GKの好セーブに阻まれます。
26分、相手DFから自陣中央に放り込まりたボールのクリアミスを拾われ、ダイレクトでロングシュートを打たれますが、これは枠外で難を逃れます。
30分には、セカンドボールを回収した森山開から京谷へと繋ぎ、左サイドの久保へと絶妙なラストパス。しかしワンタッチした所で相手DFの懸命なスライディングにより、久保のシュートは惜しくもポスト直撃。
その後膠着状態が続き、お互い決定機を作り出すことなく前半終了。試合を優位に進め、前半をリードして折り返します。
後半開始。ハーフタイムに橋本を米田に代え、中盤に安定感をもたらし落ち着いて後半に入ります。
52分、DFラインから前線へと駆け上がった石川にパスが通り、石川から裏抜けした森山開へのスルーパス。右サイドから折り返したクロスのクリアボールが森山開の元へこぼれ、そのままダイレクトで打ちますが、ゴールカバーに入った相手DFに防がれます。
その直後の53分、ハーフェライン付近で谷の横パスがカットされると、そのままロングシュートを打たれます。相手の意表をついたシュートにGK田中雄が反応しきれず失点。試合を振り出しに戻されます。(1-1)
点を取りに行きたい京大は58分、森山開に代え笹川を投入し、より攻撃的な布陣でゴールに迫りますが、神国大の時間が続きます。
66分、右サイドの低い位置でパスカットされ、GK田中雄と一対一となりますが、吉岡の気迫の乗ったスライディングで凌ぎます。
68分には森山翔に代え井ノ上を投入。さらに攻撃の活性化を図ります。
そして75分、待望の瞬間が…!DFラインから吉岡が縦に刺したパスを井ノ上がダイレクトで右サイドに落とし、駆け上がった大﨑がクロスを上げます。グラウンダーなクロスを谷が落ち着いて合わせ勝ち越し。失点に絡んでしまった谷が、ミスを自分で取り返すゴールを決めます!(2-1)
78分には右サイドから中にドリブルで切り込んだ井ノ上からの縦パスに反応した京谷がワンタッチで相手GKをかわすも、カバーに入ったDFにクリアされてしまいます。
終盤に差し掛かり、神国大も負けじと攻勢に出てきます。84分、自陣右サイドからのスローインを縦のスペースに流され、走り込んだ相手FWにダイレクトボレーを打たれますが、枠を捉えることはできません。
88分、京大は久保を有澤へと代え、試合を締めにかかります。
しかし90分、さらに神国大のチャンスが訪れます。左サイドをスピードドリブルで突破されると、クロスを上げられてしまいます。吉岡がヘディングでクリアしたこぼれ球をダイレクトで打たれますが、GK田中雄が執念のセーブでCKに逃れます。
そのCKを凌ぎ切り、タイムアップ。
後半はハラハラする展開でしたが、最後の試合でなんとか有終の美を飾ることができました。
これにより今シーズンの関西学生リーグの全日程を消化し、今年も三部残留と厳しい現実を突きつけられる結果となりました。
今シーズン、多大なるご支援・ご声援を頂き、本当にありがとうございました。
京大の二部昇格への挑戦は来シーズンも続きます。引き続き、どうか応援よろしくお願いいたします。
4回生マネージャー 渡邉真由子