【KIU BLOG】楽しい時間
最後のミーティングが終わり、円陣を組む。ハイタッチをしてスタートのメンバーが整列に向かう。あいさつを終えた選手が返ってくると私の出番だ。集まってくれたみんなの写真を撮り、水を手渡す。試合が始まるわくわくと緊張を感じながらコートに向かうみんなを見送る。私の1週間で一番楽しい時間の始まりだ。

相手のゴールに近づいた時に膨らむ期待、ピンチを守り切ったときの安堵、一つ一つのプレーに心が動かされる。観客の声と一緒に自分からも声が漏れる。セットプレーのたびに手を握り締める。やっぱりこの時間が最高に楽しい。もちろんマネージャーとしての役割も忘れない。飲水、ハーフタイム、みんなが試合中にゆっくりと休憩できる時間は限られている。その限られた時間で最大限体力を回復し、またコートの中で100%の力を発揮できるように自分にできることは全部やる。自分の全力を尽くす。チームの一員である以上そこは変わらない。自分も全力を尽くすことで初めてチームとして、試合の楽しさを共有できるのだ。

最近になって去年までよりも今のほうがより楽しさを感じていることに気が付いた。要因を考えてみて感じたのは去年までは本当に全力を尽くせていたのかということだ。今思えばマネージャーとしての役割が作業のようになってしまっていたのではないだろうか。言われたこと、教えてもらったことをこなすだけ。それは果たして全力を尽くしているといえるのだろうか。今シーズンになってより楽しさを感じられているのはそこが変わったからだと思う。

先輩が引退し、マネージャーが自分一人だった時期、そして後輩ができたばかりの時期、昨シーズンとは比べ物にならないほど自分で考え、判断することが増えたことで大きく成長できたと感じている。
先日後期学生リーグが開幕した。残り10節。まだまだあるように見えるがあっという間だ。私たちの学年が最高学年になる日ももうすぐそこまで来ている。きっとさらに考えること、判断することは増えていくだろう。私はそれが楽しみだ。チームのために自分が考えることが増えるだけ私の楽しさも増していくだろう。

長々と文章を書いてしまいましたが、要するに京大サッカー部の一員として気持ちを共有できることが楽しいってことです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
3回生マネージャー 北川結菜
