【部員ブログ】人生は選択の連続
ウィリアム・シェイクスピアの名言にこんなものがある。人生は選択の連続である。私がこの言葉を知ったきっかけはシェイクスピアではないのだが、この言葉は人生を振り返るにあたり非常に適していると思い、引用させていただいた。

一概に選択といっても大小さまざまであり、日常において無数に存在するといっても過言ではないが、その選択に迷ったとき、自分は未来の自分が後悔しないかどうかを判断基準にすることが多い。(ここでいう未来とは、数分後かもしれないし、数年後といったスパンかもしれないが…)では、その選択が正しかったのかどうかは誰が決めるのだろうか?
これは持論だが、この答えも未来の自分であると思う。なぜなら、その選択の先に待っているのが自分の人生であり、他人にとっては失敗と思えるものであったとしても、その過程で得たものが未来の自分にとってはかけがえのないものであったり、さらに先の成功につながる経験となったりするからである。とはいえ、その選択を評価する簡単な判断基準は存在する。結果である。

自分の人生における選択について考えてみる。正村匠という人間を語るうえで、外せない重要な選択は、大きく3つある。1つ目は、中学受験をしたこと。2つ目は、大学受験をする際に浪人することを選んだこと。3つ目は、大学でもサッカーを続けることを選んだこと。3つの選択のうち、前の2つは、その過程で得られたものは自身の人生の指針となっており、その結果、第一志望に合格することができ、成功であったといえる。大学でもサッカーを続けることにおける成功とは何だろうか?私にとっての成功は、2部Aに昇格を決める瞬間に立ち会うことだろう。その瞬間にピッチの上で仲間と喜びを分かち合うことだろう。今はそのためにサッカーをしている。
たしかに、体育会で部活をすることは、そうでない場合に得られる多くのことを犠牲にしているのかもしれない。けれど、それでも追いかけたい夢があり、同じように情熱を持った仲間とサッカーをすることを選んだ。この選択が未来の自分にとって正しかったと思えるように、これからも情熱をもってやっていきたい。

2回生プレーヤー 正村匠