【部署ブログ】主務
今回紹介するのは主務です!
(左から)野村岳大(3回生・学外主務)、森山開維(4回生・AG)、勝本茉紀(4回生・GM)、中尾翔(3回生・学内主務)
*GM:ゼネラルマネージャー。組織図の中の事業部と運営部を統括。昨年度よりコロナ対策の責任者も兼ねている。
*AG:アシスタントゼネラルマネージャー。GMの補佐を行う。
仕事内容・目的は?
中尾(学内主務):学校と他の体育会系の主務と話して日々の練習の場所をとったり、イベントがあるときは施設の予約をとったりするのが主な仕事。目的は選手の日々の活動をサポートすることかな。
野村(学外主務):僕がやってる学外主務の仕事は基本的に関西学生サッカー連盟っていうサッカーをしきってる団体の人と連絡とりあうことと、OBさんと連絡とるっていうのが主な仕事になってます。
目的としてはサッカー部が試合するにあたって絶対に必要な部分を整えるっていることだと思ってます。
森山(AG):今年はGMの他にAGっていうのを置いてるんですけど、AGはGMの補佐って感じで、GMの仕事が広範囲に渡ってるのでGMと仕事を分けてるって感じです。スポンサーの責任者もしています。
目的は、外部と関わることをしてるので、不都合がなくすんなりと物事が運ぶようにというところ。
勝本(GM):GMの仕事って基本的に決まったものはないけど、引き継いできた物としては『リスク管理』が大きいかなと思ってる。
主将がピッチ内の責任者としてやるとしたら、GMはピッチ外の責任者。例えば試合運営で、主務の仕事の抜けがないかを気にするとか、主務ができる範囲内以上のこととかを手助けしたり。他には事業部、運営部がどんなことをしてるかとか、何か困ってることはないかとか、忘れてることはないかっていうのを逐一見てて、何か忘れてたら付け足したり、助けたりっていうのをやってる。
あと、一番でかいのは去年から増えたコロナの感染対策の責任者を担ってること。活動するために出さないといけない申請書や計画書みたいなものを今は私が作ってる。
目的は本当にリスク管理。うちのチームが陥る可能性がある一番最悪のパターンを考えて、そうならないために考えて動いてる。活動をし続けるために動いている感じやと思う。
なぜその役割についたのか
野村:学外主務はIリーグ実行委員を2回生でやった人が習慣的にそのまま繰り上がる。だから、学外主務はなんとなく学年で決めていいよっていう雰囲気がある。自分らの代で投票で決めて、それで大丈夫ですか?って上の代に聞く。
中尾:学内主務は二回生の終わりに指名される(笑)。
勝本:チームを作ってるのってだいたい4回生。ただ、主務に限っては4回生が一個下にチームのあらゆることを託してる。グラウンドを使えるようにするのは学内主務、試合ができるのは学外主務のお陰で、学内主務と学外主務がいないとそのチームが成り立たない。だから学内主務に関しては4回生が託せる人を話し合って指名っていう形でお願いしてる。
GMとAGについて
勝本:正直GMっておかなくてもいい。置くかどうかもその代が決める。うちらの代は置くって決めたから、回生の投票で決めた。
結果的にGMは茉紀か開維かってなって、二人で話し合いに。私は1回生の時からの夢やったからGMやりたいって言った。
AGは置かないっていう選択肢はなくて、学内主務と学外主務の関係から(昨年度は勝本が学内主務、森山が学外主務。)相方はずっと開維やと思ってた。私がGMやるんやったら開維にAGをしてもらいたかった。
森山:正直役職は欲しかった。ここまで力を蓄えてきたからな(笑)おった方が下をヘルプしやすいから幹部に入っとける方が良いかなと思ってたし、ちょうど良かった。
勝本:開維が野村の補佐をするのにちょうどいいっていう話はしたな。情報共有をしときたいから幹部におる方がいいよなって。
森山:去年がコロナで全然活動なくて野村も主務の感じ慣れてないやろうし、今年のIリーグ実行委員の大樹(宮本大樹)に至ってはマジで何もわからん状況でやらされるから、そこのヘルプはいるかなって。そういう面を考えると元学内主務と元学外主務がどっちも幹部にいる方が良いっていう話になったな。
やりがい
勝本:正直自分の仕事がどういう風にチームに生きるかって見えない部分が多くてあまりわからない。
リスクを考えるというのが私がやる仕事の中で1番大きいことやと思ってる。そういうのを考えると、今何もなく毎日平穏に活動できてるっていうのが嬉しい。
特に幹部として活動しててコロナ期間超大変やった。でも今コロナ禍ではあるものの自分が申請したりして練習できてるし、コロナに皆がならないように体温管理もしたりして、いろいろやった中でみんなは多分なんも感じ取ってないけど、部活が(あるのが)当たり前ってなってるのが結構嬉しい。
森山:俺もリスク管理は仕事の大部分を占めてると思ってて。俺は学外を中心にサポート的なことをしてるけど、のむ(野村)のお陰が大きいけど大体の試合で何事も不備なく試合できてるし。
そんな感じで普通にできてるからいいかなって。去年はほぼ試合もなかったし、そういうことを考えると今普通に練習できて試合ができてるってことは嬉しいことやなって思ってます。
野村:なんかやりがいって感じではないんですけど、仕事をやってる感があるなと思ってて。
結構責任もあるし、ミスったらやばいなと思いながらやってるときは俺頑張ってんなっていう気持ちにはなります。
特に目に見えて成果が出るとかではないけど大事やなとはずっと思ってて、そこは少しやりがいになるのかな。
中尾:茉紀さん(勝本)と開維さん(森山)に近いですけど、仕事の内容的にも日常を作ってるわけじゃないですか。
「この時間グラウンドとります」とか他の部活の人との兼ね合いもあってスケジュールを組んでるんですけど、その時は一番ああやってるなって感じる。自分が選手一人一人の生活のスケジュールを決めてるんだなっていうのは割と大きいかな。
貢献してるとかは微塵も思ってないんですけど、俺やってやったぜっていうのはある。俺がみんなの生活リズム決めてるんだみたいなところはあるかな。
なんだかんだ何かの手違えでとれていなかったらその日みんなのスケジュールを乱してしまうわけで、そこはすごく重く受け止めてやってるかな。
やっぱ日々みんなに違和感なく生活してもらえてるっていうのが嬉しいかなって。
勝本:うまくいってるときは誰にもありがとうって言われへんけど、一番仕事ができてるってことやからな。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回で部署紹介は終わりです。それぞれの部署が責任を持って京大サッカー部を作っています。
これからも日々精進して活動して参りたいと思います。
取材・文 3回生マネージャー 田本柚香