【部員ブログ】目的地
今の現状の京都大学サッカー部が2部に昇格する時が来るのだろうか。
この答えはたぶん「YES」だ。
能力の高い選手が何人かいたらたぶん昇格はできる。
では、2部に上がれたとして、定着、さらに1部に昇格することはあるのだろうか。
これは限りなく「NO」だ。何かを変えない限りめちゃくちゃきついと思う。
自分はこのチームに一年半近くいて、何も成し遂げていない。
ピッチ内でもピッチ外でも積極的に行動していたと思ってたけど、積極的に行動していた「つもり」だった。
積極的にプレーしているつもりで言われたことをしようとしていただけだし、部署活動やその他の活動を自分の中では積極的にしているつもりだったが、
上回生がアクションを起こし与えてくれた仕事をこなしているだけだ。このチームに入ってから自分で考え、自らアクションを起こしたことは多分一度もない。
思えばいつもそうだった。
これまでの19年、最初から自分で考えてな何かを決めたことはほとんどない。常に誰かが敷いてくれたレールに乗ってきた。
一回だけ学校辞めたいって泣きながら親に訴えてレールから脱線しようとしたことはあったけど、親に鎮められた。けど、今思うとこれまで敷いてくれたレールはたぶん全て正解だった。
なにもわかってない子どもの自分より自分の状況を客観視できてる周りの大人が敷いてくれたレールの方が正しいに決まっている。
けど、いつまでも大人に頼ってるわけにはいかない。
気付けばもうすぐ自分も20歳、大人の仲間入りをすることになる。これからは自分で考えて自分で決める。って書こうとしたけどそれも違う気がする。
周りにこんな優秀で頭のいい人がたくさんいるのに頼らないのはもったいなさすぎる。ということで、周りを頼りつつも自分も頼る。
とにかく、これからは自分が自分のレールを敷かなければならない。
自分の人生というなが〜い旅において、たぶん目的地が明確に決まった特急列車には乗れないけど、
各駅停車で途中下車しながら少しずつ強くなって、いつか最高の目的地にたどり着きたい。
若干話がそれてしまった。まあいっか。人生の目的地はどこにあるかぜんぜんわからないけど、京大サッカー部に所属している自分の目的地は明確だ。
・京大サッカー部の2部昇格に不可欠なプレーヤーになる
・京大サッカー部の価値向上に貢献する
ありきたりだが、意外と難しい気がする。というかこの一年半成し遂げられていないことだ。
前者は、一サッカープレーヤーとして当然のことだ。絶対成し遂げる。
後者は、京大サッカー部が昇格したとして2部定着、さらにその先の1部昇格に繋がることだと思う。これはおそらく意識を変え、行動に移せば実現に近づく。
今は上回生についていくので精一杯だが、成長してみせる。
双青戦、激アツだった。先頭にたって引っ張ってくれた人達がめちゃくちゃかっこよかった。あの人たちみたいになりたい。なってみせる。
まだ2年半あるが、2年半しかないので、残りの期間、特急電車に乗ってぶっ飛ばします。
2回生プレイヤー 寺迫亮太