【部署紹介】 メンタルトレーニング 班
部署紹介第四弾は強化部の メンタルトレーニング 班(以下メンタル班と略す)です!
今回は勝本茉紀(4回生)、中尾翔(3回生)、加藤皓生(2回生)へのインタビューをお届けします。
メンタル班の仕事内容は?
勝本:メンタル講習会を開くことや、 メンタルトレーニング の意義についてみんなに知ってもらうためのブログを書いたり、ファミリー制度の運用をやったりというのが主な仕事です。
(メンタル班作成のブログ)
ファミリー制度とは?
勝本:ファミリー制度は今シーズンから始めたこと。うちのチームの課題が、回生間の交流があまりないということやったから、ファミリー制度の目的としては回生間の交流を増やすことでチーム内でのコミュニケーションを円滑に回せるようにできたらいいねっていうこと。まずは少人数でっていうことで、例えばグループワークをしたり、目標の共有をしたりというのをその都度ファミリーという場でやっている。ファミリーっていうのは基本的に縦割りで、1~4回生までが1、2人ずついる。
中尾:個々の関係の質を高めるというのを本当はチーム全体でやりたい。だけど、すぐに全体では難しいからまずは小グループで分けていって、その中でうまくいってからその垣根を越えて、どんどんグループごとでも関係の質を高め合えたらという意味でやっています。もともとそっちに意義を求めてるからファミリーはzoomでいろんな話をする場ではなくて、回生間の交流で関係の質を向上させるための手段。
勝本:zoomだけじゃなくてご飯に行ったり、グラウンドで話したりするからこそ、後輩とかの頑張ってるところを見てよかったところを褒めるとか、アドバイスをするといったことがしやすくなるよね。
今シーズンからファミリー制度始めて実際手ごたえ的にはどんな感じやろ?
加藤:今日の練習後のグラウンドで行ったファミリーの話し合いは、みんなのファミリーを見ていた感じ、盛り上がってるなって思いました。
メンタル班の目的
中尾:メンタル班はサッカーをするうえで心技体の心を突き詰める班であって、その中で個人のメンタルと集団としてのメンタルがあります。個人のメンタルについては、メンタル班のブログの方で取り上げているけど、個人のメンタルはもともと強い人もいるからそこまで重視してない。それよりも集団としてのメンタリティにフォーカスしていて、そのためにzoomやファミリー制度を入れて集団としてのまとまりを出すための活動をしています。
メンタル班に入った理由
勝本:メンタルトレーニングに興味があったというより、自分がメンタル弱かったから興味あった。あと、部署に配属されるタイミングで同期が結構やめてて、やめた理由とかもメンタル持たへんとか、他のことがやりたいとか、サッカーに対するモチベーションが(無い)とかがいたりして、サッカーに対するモチベーションでやめていくのってもったいないなと思って、同期がやめていくのを阻止したかった。それでメンタル班でなんかできひんかなと思って、「入りたいです!」って言って入った。
中尾:そんなたいそうな理由はありません。夏の合宿の時にまだどこに入るか決まってなくて、どこでもいいなと思ってたらひっこ抜かれて、その時別に決めてなかったし、いいっすよーって言って気が付いたら肩書だけは(メンタル班の)班長になってたっていう。特にメンタルトレーニングに興味があったっていうわけではない。でも、心理学は好きだからちょっと似てるところはあるかなって思うかなって感じ。
加藤:僕は自分のメンタルが弱々なんで、その強化にもつながるかなって感じで入りました。
勝本:ごめん、皓生がメンタル弱いなんて思ったことないねんけど。強くない?
加藤:いや、結構ミスとか引きずります。
中尾:ミスなんかしてなんぼですよね、茉紀さん。
勝本:ほんまやで。この前カウントさせられた時も大丈夫やったやん。(勝本先輩は筋トレで回数を数えるのをいつもはフィジカル班の人がするのにも関わらず、加藤君に大きい声を出してほしくて突然指名して数えさせたそうです。)
加藤:ああいうのは大丈夫です。
やりがいはあるか?
中尾:今はまだないですね。結果が出てきた時にやりがいを感じるかなって。
勝本:うん。でも、この間メンタル講習会を開いた時に面白いって言ってる子が思っていたよりもいた時、おお!ってなった。ちょっとでも役に立てたらいいよねって思う。
中尾:結構賛否両論があるから、やりがいっていうのは実感しづらいところはあるけど、その中で結果として部員全員を巻き込んでチームをいい方向に持っていけたらその時はやりがいを感じられるかなって気がする。まだ結果が出てないから。結果っていうのは具体的にはわかんないけど、回生間でもたくさん喋れるようになったり、何気ないことも指摘し合えるようになったなっていう風通しが良くなった状態になったらその時は大分成長しているなって思えると思う。だから、これができたから達成ってことではないと思う。漠然と雰囲気が良くなってきたと思えるようになったら達成感も湧いてくると思う。
加藤:僕はまだあんまり仕事がないので、昨日麟太郎さんにファミリーのメンバー分けの発表だったリ、ファミリーの説明を考えるように言われて、仕事ができてよかったなと感じました。
今後部署でやりたいと思っていることは?
加藤:今後、メンタル班でメンタルを強化するためにも、ファミリー制度のことをスラックで伝えたように、メンタル班を代表して喋れるくらいになれたらいいなと思っています。
勝本:来年度もちゃんとメンタル班を残したいからこそ、メンタルトレーニングが有用だよっていうことをわかってもらえるような今シーズンにしたい。本当に有用だよって伝わってメンタル班が存続した後の世界は翔君に任せる。
中尾:任されました。
有用性を伝えることは大前提として、有用性を伝えて、それに関してはみんな理解してくれると思うし、そのうえでそれでも俺はいらんと思う人もいると思うから、そうなってくると俺もだけど別のところでメンタル班が必要なんじゃないかって思わせることが大事になってくると思う。今はzoomメインだけどグラウンドでできることもあると思うし、どんどんチームの個人同士の関わり合いを円滑にできるような働きかけをしていけたらいいかなと。それをできるのがメンタル班以外にはないから、そういうところで存在感を出せていけたらいいなって感じです。
(左から)城越望、加藤皓生、勝本茉紀、京谷麟太郎、高橋晴菜、中尾翔、山本耕平、藤本俊哉
取材・文3回生マネージャー 田本柚香