【部員ブログ】推し
高一の夏、推しに出会った。
レアルで22番をつけ、スペイン代表ではイニエスタの後継者とかスペインの至宝とか呼ばれていた。メッシとかネイマールとかよりも衝撃を受けた。
全部のプレーがうまかった。どのアシストもどのゴールもうまかった。出てる試合は見るようになったし、ロシアW杯予選グループG第7節はえぐかった。
今でもたまに見返す。10番とか7番とかよりも22番がかっこよく見えるようになったのは彼のせい。うっちーとか久保建英がうまいと言ってるのを聞いて嬉しくなったりもした。
ちなみに彼の本名はフランシスコ・ロマン・アラルコン・スアレス。
憧れてしまった。こんな選手になりたいと思ってしまった。そうなってしまった以上、この想いに嘘はつけない。
でも、高い位置でプレーすることは少なかった。高校ではボランチ、大学に入ってからはボランチからウィングバック、サイドバックへと、いろいろあって、いろいろ悩んで、ずっとやりたいと思っていたポジションから遠ざかっていった。でも、あそこでプレーしたいという気持ちが抑えられなくなった。
今やってるポジションに魅力がないわけじゃない。それ以上に憧れを追いかける気持ちが強くなってしまった。主将の啓史さんには何回も相談に乗ってもらった。感謝してるし迷惑をかけてるとも感じてる。ありがとうとごめんなさい。
でも少しくらいはわがままになって許されるなら好きなようにサッカーがしたい。サッカーするなら楽しくやるのが1番に決まってる。
彼も新天地で活躍することを願っている。
2回生プレイヤー 岡部隼一郎