【ブログ】白星 vs神戸学院大学
後期リーグ開幕戦、相手は前期首位の神戸学院大学。前期を最下位で折り返した京大は、今節で勝利し、後期リーグに勢いをつけたい。
starting lineup
宮田、日置、山口、中島、小林、小原、松本、武田、古家、北川、田中魁
sub
小川、宮西、高嶋、横田、寺迫琢、土地、井ノ上、渡辺、仲里
前半キックオフ。
開始直後は少しオープンな展開になるも、前半は序盤から京大はボールを支配し、ゲームをコントロールする。
10分、京大に最初のチャンスが訪れる。相手陣でボールを失った京大は、素早い切り替えでプレスを仕掛ける。ボールを奪回した松本から、相手ゴール前の田中魁にパスが渡り、そのままシュートを放つ。しかし、これはGKにセーブされチャンスを逃してしまう。
そして15分、神戸学院にサイドを突破され、相手のセンタリングがポストに直撃。そのこぼれ球を押し込まれ、失点する。(0-1)
追いつきたい京大は、19分、武田の縦パスを北川が相手DFの背後へフリックし、走り込んだ田中魁はGKと1対1の状況に。これを冷静に流し込み、同点に追いつく。(1-1)
早い時間に追いつけた京大は、その後もボールを保持するが、なかなか相手ゴールにせまることはできない。一方で神戸学院はCKなどを中心にゴールに近づくが、GK宮田を中心にこれを凌ぐ。そのままスコアが動くことはなく、前半は終了。
後半キックオフ。
序盤は、前半同様、神戸学院はあまりプレスをかけてこず、京大がボールを支配する。
長いボールやロングスローも使いながら相手ゴールに迫るが、なかなか得点とはならない。
47分、日置のロングスローを古家がヘディングで逸らし、続いて松本もファーサイドへ逸らすが、相手GKに回収されてしまう。続く53分、右サイドの北川の足元にパスが渡り、カットインからシュートを放つが、相手DFにブロックされる。そのこぼれ球を押し込むが、GKにキャッチされる。
後半の中盤から、徐々に神戸学院はプレスを強めるが、京大は変わらずビルドアップを試みる。また、59分、京大はWGの古家に代えて渡辺を投入し、攻撃の活性化を図る。
そして65分、京大に待望の瞬間が訪れる。CBの山口から相手DFの背後へ、WGの渡辺のランニングに合わせて長いパスが渡ると、これをコントロールして相手ゴールへ迫る。角度があまりないところから放ったシュートは、ゴールネットを揺らし、勝ち越し点をあげる。(2-1)
その後も、前からプレスに来る神戸学院に対して、京大はボールを支配しながら前進を目指す。試合を締めにかかる京大は、83分、松本に代えて寺迫琢を投入する。神戸学院は、セットプレーを中心に京大ゴールへ迫るが、最後まで集中力を切らさない京大は、これを守り切り、そのまま試合は終了。
後期リーグを首位相手に白星でスタートした京大。まだまだ課題も残るなかで、次節以降も勝利に向けて臨んでいきたい。