部署紹介ブログ~フィジカル部栄養班~
こんにちは!
今回は栄養班についてお話したいと思います。
現在は吉田沙世子(新4回)、高松絵梨香(新3回)のトレーナー2人で活動を行っています。
突然ですが皆さんは、何のために食事を摂りますか??
美味しいから、生きるため、栄養を摂るため、健康になるため、、、
そうです、人は生きていくために食事を摂ります。
しかし、アスリートはそれだけではないのです。
“勝つために食べる”のです!!!
では、勝つために食べる、とはどのような事なのでしょうか。
主な目的としては
・食事でコンディションを安定させる
・当たり負けしない体作り
を掲げています。
誰しも、体は自分の食べたもので成り立っています。だからこそ、食事次第でその日のコンディションや体調が左右されてしまうものです。さらに、京大サッカー部において、当たり負けしてしまう、という体作りにおける課題が明確です。この課題を食事から改善できないか、と考え試行錯誤しながら活動しています。
前回のトレーニング班のブログにもあったように、今年度からフィジカル部の一員となり、昨年度よりフィジカルアップに繋がるような活動を目指しています。
具体的な活動内容をいくつか紹介します。
〇補食提供
従来の部室でお米を炊いておにぎりを食べることに加え、遠征試合の際には、アスリート専用の栄養に特化した補食パンも導入しました。
〇食習慣調査
今までは決められた1日分の食事の写真を撮って送ってもらい、アドバイスを行っていました。しかし、食事は習慣です。1日良いものを食べたからといって急に強くなる訳がありません。そこで、今年度からは1週間継続して3食の写真を撮って送ってもらう、食習慣調査を取り入れました。
ここで具体的に食習慣の改善に成功した例をご紹介します!
これはあるプレーヤーの改善前と後の朝食と夕食です。
朝食
夕食
一目瞭然、様々な栄養素が1食の中で摂れるようになりました!今後も継続していってほしいです!
〇ウエイトコントロール
上記の食習慣調査は全部員に対して行っていますが、重点的に増量や減量に取り組む選手に対して、新チームが始動してから現在まで継続的に食事を送ってもらっており、定期的にフィードバックを行っています。
〇情報提供
スポーツ栄養の基本知識や、試合時間に応じた食事のとり方など選手に必要な情報提供を行っています。
ただ事実として知識を伝えていくだけでは、京大サッカー部の栄養班としては不十分であると思っています。選手のほとんどが下宿生であり、食費や手間といった様々な考慮が必要です。その上での一人一人の生活や習慣に適応した柔軟なアドバイスが大切です。
“食事を変えてからコンディションが良くなった””当たり負けしなくなった”といった声を、1人でも多くの選手から聞くことができるように、日々アプローチしていきたいと思っています。