【部員ブログ】エース
3回生プレーヤーの相川悠真です。
学年が変わっているのにも関わらず毎年トップバッターなのは何故なのかと思ったり思わなかったり。
僕は去年の6月に膝の大怪我をして、8月に手術をしました。
そのため去年、2回生ではプレーすることができずにもどかしい気持ちでした。
そして今年の2月、京都選手権に間に合わせる形で復帰しました。予定より早く、若干無理をして復帰したため最初は思うように体が動かず苦労しましたが、京都選手権の予選で複数のゴールを挙げることができ、良い形で実戦復帰を果たすことができました。
その頃、点を取れていたこともあり、堀井さんから「エース」と呼ばれるようになりました。
堀井さんは普段から人のことを「テクニシャン」や「10番」などあだ名で呼ぶことがあるので軽く聞き流していました。
しかし、時間が経つにつれてその言葉の意味を考えるようになりました。
エースってなんだろう。
個人的には、チームを勝たせることができる存在、だと思っています。
サッカーの場合では、やはり点をたくさん取れる、欲しい時に取ってくれる選手。それが最も直接的に勝利につながるから。
そう考えると、やはり自分がエースと呼ばれることには違和感があります。今までのサッカー人生で点を取る役割を与えられたことは無いし、大学に入ってからもそういうタイプの選手ではないという自己評価は変わっていません。
ただ、現在僕は高いポジションでプレーしていて得点に絡みやすい状況です。
さらに、もう3回生であり、チームの中で重要な役割を果たさなければいけない立場となりました。
だとしたら、自分が「エース」と呼ばれるような働きをするべきではないかと思うようになりました。
得点を量産するようなストライカーにはなれなくても、大事なところで得点に絡んで勝利を手繰り寄せる。
そういったプレーなら自分にもできる可能性はある。
だからこそ、今年のシーズンが終わる頃、自信を持って「自分がこのチームのエースだ」と言えるように、これからの試合を戦っていきたいと思います。
3回生プレーヤー 相川悠真