【KIU BLOG】涙色から
京大サッカー部に入って約二ヶ月が経ち、いよいよ自分にもブログが回ってきました。何を書こうと最近は毎日悩んでいました。思索の末、私は京大サッカー部に出会えてよかったってことを書こうと思います。
一年前。受験期の自分には叶えたいものが二つありました。一つは志望校に合格して、起業部に入ること。もう一つは毎週のように会っていた唯一の祖母と旅行に行くことでした。

迎えた受験本番の今年。共通テストが終わり二次試験を控えている時に祖母は倒れてしまいました。正直頭が真っ白になってしまって、勉強どころじゃなくなってしまいました。終電で病院へ向かい、なんとか最期祖母と話すことができました。お葬式の数日後、二次試験を受けました。精一杯出し切ったつもりだったけど、結果は駄目でした。人生で一番頑張った受験期が泡のように消え、叶えたかったものも一気に全て崩れて、堪ったものじゃありませんでした。ただでさえ祖母がいないことで悲しむ家族に入試結果を伝えること、自分自身現実を受け止めることが辛くて毎日嗚咽がとまらないほど泣きました。毎晩誰かに起こされるような感覚が続いたり、何度も立ち直れないと思ったりしていたため、ゆっくり時間をかけて気持ちを回復させようと思っていました。
今年三月。後期で祖母が望んでいた京都女子大学に受験し、進学することになりました。そして新歓期、京大サッカー部に出会いました。サークルも部活も入らない選択も考えていましたが、同じ高校の先輩の名前を見て、ただひとつ京大サッカー部の新歓に参加しました。

初めて部活を見に行った時、メンバーの温かさ、活気ある雰囲気、全員のサッカーに対する情熱全てに単純にすごく惹かれてしまいました。このチームの力になれたらどんなに幸せなことだろうなって思い、すぐ入部しました。そして入部してからも、スタッフやプレーヤーが毎回優しく声をかけてくれること、メンバーの成長を誰よりも近く実感できること、マネージャーの仕事もやりがいを感じられるようになったことが嬉しくて、毎日がどんどん明るくなっていきました。少し前あんなに泣いていた自分が、今こんなにも毎日笑っていることが信じられないくらいです。今となっては毎回の練習や土日の試合が今の私にとって一番の楽しみです。

涙色だった私の日々をこんなに鮮やかに変えてくれた京大サッカー部には感謝の気持ちでいっぱいです。もう既に京大サッカー部が大好きです。時に、自分の行動のひとつが本当にメンバーのためになっているのか悩んだり、手間取ったりしてしまうことがありますが、私なりに真っ直ぐな思いがメンバーに届けられたら嬉しいです。いつか一人でも多くのメンバーに自分がいて良かったと思ってもらえるように、精一杯頑張ります。これからもよろしくお願いします。
1回生マネージャー 村田萌音
