【KIU BLOG】成長するということ
by ARISA · 2025年7月13日
3月10日の昼、京都大学に合格していることがわかった。
第1志望に受かることができて本当に嬉しかったし、家族や親戚も一緒に喜んでくれた。数日間は、ただただ喜びに浸っていた。しかし、興奮が冷めてくると、急に不安が襲ってきた。「自分は大学で何をするのだろう」と。大学とは、授業に出て単位を取る場所なのか。でも、それなら高校と何が違うのか。

思い返せば、僕はこれまで大きく周囲に依存してきた。法学や経済学を学びたいという気持ちはあったが、「なぜ大学で学ぶのか」と問われても、明確な答えを持っていなかった。同じ高校の友人たちが受験するから自分も受験し、両親や周囲のサポートがあったからこそ合格できた。だからこそ、大学生活の始まりは不安だった。
学部は細かく分かれ、同じ学部の中でも将来の進路は人それぞれ。部活に入ってもいいし、サークルでもいい。4年間の過ごし方は、完全に自分次第だ。
大学では、自立しなければいけないし、成長しなければならない。でも、「どう成長すればいいのか」がわからなかった。考えれば考えるほど、不安は膨らんでいった。

そんなある日、不安を紛らわせようとインターネットを見ていた時に、京都大学サッカー部が主催する「春蹴り」の広告を見つけた。少し緊張しながらも思い切って参加してみると、京大サッカー部のレベルはとても高く、僕は心・技・体すべての面で劣っていた。先輩や同級生に助けてもらうばかりだったが、それでも本気でプレーするサッカーは本当に楽しかった。
だから、練習会にも積極的に参加するようになり、やがて入部を決意した。サッカーで感じた悔しさを努力で乗り越えていくことこそが、自分を成長させる道だと思ったからだ。

入部してから3ヶ月が経った今、僕の生活はとても充実している。以前はできなかったことが少しずつできるようになり、仲間もたくさんできた。先日の公式戦では1分も出場できずに悔しかったが、「まだ成長できる」と前向きに捉えることができている。自立という点では、今も両親やサッカー部のみんなに支えられてばかりの僕だけれど、4年後にはどんな困難も乗り越えられる強さを身につけていられるよう、これからも精一杯努力していきたい。
1回生プレイヤー 榊原充豊
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