【KIU BLOG】中途半端
自分の人生を振り返ってみる。良かったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、寂しかったこと、きつかったこと、人から言われたこと、相手を傷つけてしまったことなど、さまざまなことが頭に浮かぶ。

では、自分の人生を抽象化してみて、それに題名をつけるとしたら何になるだろう。その答えは案外あっさりと見つかった。
中途半端。
人に言われて傷ついたこと、人に言って傷つかせてしまったこと、これらは結構すぐに思い浮かぶ。人間はきっとネガティブ側の大きな出来事は心に刻まれるようになっているものだと思うし、そのことに関しては自分の中でも納得がいっている。ではこれらのことを除いたうえで自分の中に残っている大きいものはというと、中途半端に終えてしまった出来事。
本を読み終えなかったこと、問題集を解き終えれなかったこと、毎日やろうとしたことを途中で辞めたこと、1日に立てた予定を終わらせられなかったこと、自分で決めたルールを破ってしまったこと、大事な人を大切にできなかったこと、追い求める結果のための犠牲が足りていなかったこと。
小さなことから大きなことまで中途半端。やり切ったと思えることはあんまない。あったとしても、忘れているってことはその程度。自分の感情に幸せとか悔しいっていう気持ちが薄いのもそれが原因かもしれない。

話は変わるが、自分はバスケが好きで、試合を見ていると、シュートやドリブル、アシストなどによく魅了される。そんな中でも一番好きなプレーは、中途半端じゃない、全力な奴らのプレー。こればっかりはプレイヤー全身から伝わってくる。勝負どころで点を決めてくるし、相手の得点を防いでくる。そんなプレーを見ていると好きになるし、応援したくなる。
なんで自分はそいつらのプレーが好きなんだろう。
自分が中途半端であることが嫌なんじゃないか?
思い返すと、大学でサッカー部に入った理由も、中途半端だった自分のサッカー人生に終止符を打つためだった。

結構な月日が流れたある日に、“ああ、自分の人生って中途半端だな”って思うのはさすがにダサすぎる。中途半端に終えた経験を、今日まではネガティブなものとして見ているが、未来では中途半端で終わらせたくないっていう自分の原動力となってポジティブなものとして見ることができると信じている。そのためにもまず、大学でサッカーができる残りの期間で、やり切ったと思えるように毎日を過ごすしかない。
3回生プレーヤー 渡辺雄太
