【KIU BLOG】だけど僕はここにいる
「〇〇だから好き」より、「〇〇だけど好き」の方が愛は深いと、どこかの恋愛評論家が言っていた。かつては理解できなかったその意味が、今なら少しだけ分かる気がする。

僕には、サッカーを辞める大義名分ぐらいなら、いくつもあった。正直、もう退部しようと思ったことは数え切れない。それでも、いまだに毎日のようにグランドに赴くのは、どうしてだろう。自分でもよく分からない。きっと理由はひとつではないのだろうと思う。かつて背負ったエンブレムたちに恥がないようにするためか。かつて共に闘ったチームメイトやスタッフとの思い出が、自分を鼓舞するからか。茨の道であるサッカーを、それでも好きだという思いがあるからか。

大学サッカーは厳しい世界だ。日々の努力は、結果を出せなければ報われない。自分はまだ何も成し遂げられていない。それでも、自分はここで挫けるわけにはいかない。今日という1日を、立ち止まるわけにはいかない。まだ、こんなところでは終われない。”だから”、いや、”だけど”僕はここにいる。

三回生 横田直也
