【KIUブログ】かっこいいから
こんにちは、2回生プレイヤーの弓削修二です。
今までの同期の部員ブログを読んできたが、純粋にみんなすごいな、かっこいい文章書くな、と思った。文章を書くのはかなり苦手な方だが、京大サッカー部に入って約1年半経過して今感じていることを書いてみる。
サッカーは人の心を動かす力を持っている。絶妙なパスを通したときや、対人で勝ったとき、ゴールを決めたとき、試合に勝ったとき。サッカーをしている選手はもちろん、観ている人たちも気持ちが高ぶる。
とはいえその興奮は一時的なものに過ぎず、時間が経てば徐々に薄れていく。
では、なぜ大学でもサッカーを続けているのか?
僕は飽きやすい性格で何かやろうとしても飽きて途中で諦めてしまう。1回生の頃、自炊にハマってよく手の込んだ料理を作っていたが、今ではもうチャーハンしかやってない。
僕には一個上の兄がいるのだが、兄は中学の時、地元の強いクラブチームに入ってサッカーに本気で取り組んでいた。僕は中高6年間部活だったが、そんな兄がとてもかっこよく見えた。中高一貫校だったこともあり、大学ではサッカーを本気でできる環境に身を置こうと考えていた。
だから僕は大学でもサッカー部に入ったのかもしれないし、練習見学でサッカーに真剣に向き合っている先輩たちがかっこよく見えたからかもしれない。
さて今の自分を振り返ってみる。テスト勉強をしていたはずが、気づいたら自分のゴールの動画を見てしまっている。これが僕の最近の日常である。
先日行われた新人戦でゴールを決めることができ、チームも勝利することができた。
公式戦初ゴールで、決めた直後は小学生のようなダサい喜び方しかできなかったが、ほんとにめちゃくちゃ嬉しかった。1週間以上たった今でもあの時の瞬間は鮮明に覚えているし、ゴールシーンは何十回も観た。
19年間生きてきた中で、サッカー以外でこれほどまでに熱中できるものに出会ったことがない。
GReeeeNの「道」という曲の中にこんな箇所がある。
「誰しも僕ら人生は一度 正しい道か誰もわからないけど きっと人生はそんなところ 大事な気持ち見失わず行こう」
いろんな選択肢がある中で、体育会の部活でサッカーをすることを選んだこと、これが正しい選択であると僕は信じているし、部活にいる人たちはみんなそうだ。大学で本気でサッカーをしようと思った気持ちを忘れずに今日もガチでサッカーをする。
2回生プレーヤー 弓削修二