【部員ブログ】熱中するということ
暑い毎日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、2回生スタッフの板橋真悠子です。
私は甲子園の高校球児の奮闘ぶりを観て涙がちょちょ切れております。どうか彼らにとって一生忘れられない最高の夏になりますように。
テレビを観ながらふと自分にもあんな風に熱中した忘れられない夏があったなあと。
それは高2の夏。ダンス部に所属していたのだが、部活動が、学生主体ということもあって鬼の炎天下10時間練習。
電車で1時間ほどのところに住んでいたため5:30起床、24:00就寝。
あれ、意外と寝てるやん。
そんな毎日。
熱中症対策としてとられた、昼間の大量休憩中に夏休みの宿題をやろうという初めの計画はいづこへ、みんなで爆睡。
勉強なんて一切しなかった夏休み。意見がぶつかって泣きながら話し合ったり、賞をいただけてみんなで泣き笑いしながら喜んだり。
今となっては青春の一言。
このお話が現在美化されている理由として、やり切った気持ちが大きかった事があげられる。
これは、高校生活のほとんどを部活動に捧げて、自分の全てを注ぎ込んだということの結果であり、私はそれに満足したのだろうと思う。
大学生になって、コロナ禍ということもあり、サークルは思ったように活動がなく授業もオンライン。
特に熱中するものもなくただ淡々と過ごした1回生の春学期。
他の大学の子は活動のあるサークルに入ったり部活に入ったり楽しそうに充実した毎日を過ごしていて、そんな話を聞く度に何もしていない自分が嫌になって悲しくなった。
焦った。
このままだと何もしないまま大学生活が終わってしまうと思い、何か熱中するものが欲しい!
やっぱり部活に入りたいと思った時、京大サッカー部に出会った。
選手の頑張っている姿やスタッフの方々の想いや行動を見ているうちに私もこの人達と頑張りたいと思い、入部を決め今日に至る。
結局、私は誰かと繋がっていたくて一緒に何かに熱中していたいのだと思う。
大学に入って京大サッカー部に出会ってこうしてまた熱中するものに出会わせてくれて本当に感謝しています。
今の私の目標は、このチームが全員で勝ちを重ねること。
私は小さい人間なので私が勝たせますとか言えなくてお力添えしますとしか言えなくて。
でもお力添えすると決めたからには全身全霊の力を注ぎ込んでいたくて。
その反面自分が部のことを考えたりして悶々としてるのって意味あるんかなとか思うことがあったりなかったり。
でも点を決めるのは選手でピッチ上で走っているのも選手だけれど、私はやっぱり点が決まった時のチーム全員の顔が忘れられなくて、あの瞬間が好きだからあの瞬間のみんなの顔が好きだから、今日もグラウンドには行けないけれど悶々とチームのことを考えているのだなと、チームに熱中しているのだなと思います。
どうしたらみんなが最大限の力を出すことができるのか考えるのは楽しくて、もどかしくて、負けた時はやっぱり悔しくて。
感情がぐちゃぐちゃするけれど、私の気持ちが乱れるのは私がこのチームに熱中している証拠であるのだろうと思う。
これからももっともっと熱中して、みんなの色んな顔がたくさん見れるように日々尽力したい。
そして、1年後にはかっこいい先輩方の背中に並べるように。
チームの戦力になれるように。
拙い文章を読んでくださり、ありがとうございました。
2回生スタッフ 板橋真悠子