【部員ブログ】葛藤ある日々の中で
こんにちは。トレーナー2回生、文学部の高橋晴菜です。
最近悩んでいることがあります。
それは部員に二重顎やばい、太っている、ビッグマム、などと言われることです。
日々トレーナーとしてプレイヤーの身体のケアを行なっている私ですが、プレイヤーにまずは自分の身体の管理をなんとかしろ、とよく言われてしまいます。(私は愛だと思っていますが)
ダイエットしたい。でもなかなか痩せられない。
以下私のダイエット格闘記録を著します。
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高校時代、ダンス部に入っていた。衣装がたまにえげつない時があるのである。下着みたいな。
それを着こなすためにダイエットを頑張った。でも甘いものへの欲求は抑えられない。
家に帰ってお菓子があると食べてしまう。
「これを飲めば痩せられます」と宣伝されている薬を怪しいとも思わずまんまと買っていた。やばい奴だと思われたくなかったので高校の友だちには隠していた。かなり高額だったが効果は感じられなかった。
やっぱり家にお菓子があるのが良くないと思って家族にお菓子を買ってこないで欲しいとお願いした。それで、お父さんが大量にアイスを買ってきてくれたりすると怒ってしまった。お父さんは何回怒っても懲りずにまたお菓子を買ってくる。本当に嫌だった。食べちゃうじゃん。
一人暮らししてたら低カロリーメニューを自炊したりして、もちろん家にお菓子は買ってこないで自分の好きなようにできるから絶対に痩せられる。
よし。お菓子のない環境に行こう。
一人暮らしするしか痩せる方法はない。
そう思って、地元から遠く離れた京都大学を目指すことにした。
下宿したら食べるものがなくて、痩せるだろうと思って浪人時代はストレスを抱えないことを優先し、人生最高体重を更新し続けた。
一年間色々なことを犠牲にしてやっと京大に受かった。
これで痩せてキラキラな大学生活を送れる。
そう信じて京都にやってきたものの期待は見事に打ち砕かれた。
夜食を買ってしまう。
一人暮らしをして新しく発見したのは自分が意外と寂しがり屋だということだ。
夜1人で家にいる時、甘いものが無性に欲しくなってしまうのである。
甘いものを買ってからでないと家に帰れない。
そして家に帰って1人おかしパーティーをする。
そんな生活をしていればもちろんさらに太る。
大学に着て行く服もなくなった。
どうせ夕方には部活なのだ。学校に行くのもジャージ。オフの日もジャージ。
背中に出身高校である「横浜翠嵐」とデカデカと書かれたジャージを大学に着て行って高校の同級生を見かけた時には動悸がして逃げまくった。
どこへ行った私のキラキラ大学生活。
甘いものを食べるためにご飯はちょっとにしたり自分的には調整してきたつもりだ。
しかし私の食生活をよく見ている部員には散々心配された。
「そんなんじゃ、病気になるし早死にしかねないからやめろ」
まあ、優しいなと思う。
でも食べ過ぎネタとか太った(っている)いじりはされ過ぎていまや全く心に響かなくなってしまった。
心優しい部員の心配、皮肉を横目にいまだに痩せられていない。
自分で目標を決めて、それに向かって努力するのってとても難しいことだなとつくづく思う。
サッカーの練習で毎日目標をもって練習に臨めと言われているけど本当に大変なことだろうな。
そんなすごいみんなの側で私もまた毎日頑張っていこう。もっとトレーナーとして解剖学、生理学についてのことなど様々な知識を吸収して、色々なことを経験し、成長してチームの力になりたいという思いは日に日に大きくなっていくばかりだ。
2回生トレーナー 高橋晴菜