KIU Interview -体育会部員のリアル- Vol.3 ~4回生編~
by YUHI · 2020年6月4日
DF #3 朝田遼
工学部 物理工学科
4回生 副将
神戸高校(兵庫)出身
DF #28 奈佐原寅太郎
工学部 地球工学科
4回生
土浦第一高校(茨城)出身
↑Zoomのようす
今回の司会は経済学部4回生の横山舜です。それではいきましょう!
横山(司会):入部を決めた動機は?まずはトラから。
奈佐原:サッカー部に入ろうと思ってたけど、自分の実力が体育会で通用するのかってところは不安やった。でも練習参加してみて楽しかったから4年間やっていけると思った。
横山:リョウは?
朝田:高校時代に頑張りきれなかった分を大学で取り返したかったからかな。高校時代はサッカーに懸けたかと言われるとそうでもなかった。引退した時も終わりやなぐらいに思ってて、大学でもやらんと思ってた。でも、引退してから中途半端に終わった記憶が心に残ってて、もう一回頑張ろうって思った。頑張れなかった記憶で終わるのが許せなかったって感じかな。ARIと迷ってたけど一番厳しい場所でやるのが頑張ることに繋がると思ってサッカー部に決めた。
横山:不完全燃焼みたいな?
朝田:不完全燃焼っていうと最後の試合のあのプレーがって言いがちやけど、全然そういうのはなくて、それまでの取り組みに後悔があったって感じかな。
横山:三年間サッカー部で過ごしてきたけど、他団体に対して思うことはある?
朝田:体育会の部活やと交友関係とか視野とかは狭くなりがちやとは思う。
奈佐原:サークルに入る良いところは色んな可能性を探れることかな。より広いフィールドで自分の可能性を模索できるのはサークルにいる人たちやし。体育会は幅が狭いよね。
横山:勉強との両立についてはどう思う?
奈佐原:他大学のサッカー部と比べるとハードルは低いと思う。グラウンドと通うキャンパス一緒やし、練習も授業終わってからやし、これ以上ないぐらい両立可能な環境やと思う。もちろん基準は人それぞれやから、勉強にウエイトを置きたい人からすれば制限はあるのかもしれんけど、部活をちょっとでも考える人なら迷う余地はないと思う。
横山:僕は就活してたけど、就活も部活以外の時間をうまく使えば両立はできると思う。多少なり制限されることはあっても、部活を諦めるほどの要因ではないかな。
横山:部活で一番嬉しかったこと、辛かったことは?
朝田:リーグ戦に自分が出て、勝った時が一番嬉しかった。辛いのは負けた時の雰囲気かな。自分ももちろん悔しいけど、それ以上に周りが悔しがったり、落ち込んだりするのがキツい。逆に勝った時はみんなが喜ぶからより嬉しく感じる。
奈佐原:俺も自分が試合に出て勝った時かな。高校の時と比べても犠牲にするものは多くあるから、本当に心の底から嬉しいって思える瞬間はあると思う。辛かったことはサッカー以外の仕事との両立。サッカーをするしんどさだけじゃなくて、チームのための仕事のしんどさを感じた時は、この類のしんどさも感じないといけないのかっていう思いは2、3回生当時あった。今となっては、それを経験しないといけないチームだと解り始めた。
横山:そういう辛い部分があるからこその達成感みたいなものもあると思う。
朝田:それは絶対ある。
奈佐原:それは間違いない。他の組織でこんなに頑張ろうとしたら浮くもんな。
横山:熱量を受け止めてくれる環境ではあるよね。
奈佐原:そういう意味では他と比べても良い環境やな。上の基準に合わせるのは体育会だけやろうし。
横山:最後に新入生にメッセージをお願いします。
奈佐原:こういう状況下で考える時間もできて迷ってしまうかもしれんけど、高校出たての大学入ったばっかりっていうのは、良くも悪くも視野が狭くなりがちやから、色々考えすぎず、この状況がおさまったら現場に足を運んで自分の感情に素直に決断するのが良いと思うので、是非一度サッカー部に来てください。
朝田:サッカー部は大学生活を懸ける価値のある集団だと思ってます。今は迷っている人も、色々な団体の人と話して、色々な雰囲気を味わってみてください。そして、是非サッカー部の雰囲気も知ってもらえたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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