【部員ブログ】I LOVE…
自分は、ほんとつまらない人間だと思うことが多々ある。
感動的な映画を見ても涙は出ないし、別に大して遊園地とかお祭りに行きたいと思わないし、飯は1人でも行けるし、誘われても平気で断れるし。
そんな自分の彩りのない生活の中で、ほとんど唯一、色を与えてくれてるのがサッカーだ。
サッカーの試合、特に応援してるチームの試合を見るのは楽しい。
思わず声が出る。
体が動く。
心がアツくなる。
サッカーはマジで面白い、好きだ。
しかし、プレーするのはそう簡単じゃない。
全然思い通りにいかない。
決して楽しいだけじゃない。
いつもどこかしら痛いし、しんどいし、悔しいことや、もう嫌になることもあるし。去年の秋、リーグ戦で不甲斐ないプレーしか出来なかった悔しさは痛いくらい覚えてる。
サッカーを辞めたくなったり、全部投げ出したくなったりしたことは、幾度となくある。
追いかけても追いかけても、理想には届かない。
なんかサッカーに片思いしてるみたいで悲しくなる。
小さい頃は、ただただサッカーが楽しくて、夏も冬も、年がら年中、朝から晩までボールを蹴っていた。
靴もボールを蹴りすぎて二週間くらいで履き潰してた。
英語の授業ではとりあえず”I love soccer.”って言ってた。
それくらいサッカーに夢中だった。
あの頃は、自分の可能性を無限に感じていた。
いつからだろうか。
自分に限界を感じるようになったのは。
いや、自分で限界を決めるようになったのは。
僕は諦めがよかった。
自分にはドリブルの才能はないから、足が遅いから、と気付いた時には努力をやめた。
苦手なことは苦手、出来ないことは出来ない、無意識にそんな考えでいた。
これが現実的な考えだと思っていた。
こんな感じで、これまでの自分は逃げてばっかりだった。
全然サッカーに向き合えてなかったし、サッカーが楽しい、好きだという気持ちを忘れることもあった。
そう考えると、サッカーの方が自分に片思いしてたりして。なーんて。笑
2回生プレイヤー 松本光擁