【部員ブログ】わたしの気持ち
こんにちは。農学部森林科学科2回生の渡邉真由子です。マネージャーをしています。
出身地は東京です。通っていた高校では東大いけいけな空気があったので、それに対抗するように京大を選びました。我ながらひねくれていると思います。
中高では軽音楽部に所属しギターをやっていました。部活では1位からビリまで順位がつく個人オーディションや、結線練習という音響機器の配線の訓練など少々しんどいこともありましたが、音楽が好きだったので楽しかったです。
そんなスポーツにはあまり縁がなかった私ですが、運動部に密かな憧れを抱いていました。そして大学が最後のチャンスだと思ってサッカー部に入部。
先輩たちの姿が素敵だったし、ここでなら4年間を捧げて何かに打ち込むことができそうという期待もありました。
実際に、入部して1年半弱が経ち、私の大学生活の大部分を占めるのはサッカー部です。週6日の活動は忙しくも充実しています。マネージャーの活動は多様で、練習中はタイムキーパーとボトルの水入れ、ビデオ撮影が主な仕事ですが、ピッチの外ではSNSやブログの更新、リーグ戦会場で配布するマッチデープログラムの作成など、いわゆる広報活動も行っています。
私は忙しいのが好きな方ですし、チームのいろいろな活動に関われるのは喜びでもあります。しかし忙しさに満足したり、こなした仕事量に自惚れていてはいけないなと思います。
ここまでつらつら書いてきましたが、考えれば考えるほどマネージャーは難しいなあと思います。
ピッチでのサポートは慣れてしまえば誰にでもできるようなことばかりで、自分の存在意義を見失うという話はよくあります。
しかもうまくやればやるほど目立たなくなるのです。ミスをすれば悪目立ちしてしまうけれど、ミスなくやっていればマネージャーの動きなんて誰も気にならないでしょう。
またピッチ外の活動もすぐに勝利に直結するものとは言えません。
それでも私はこの部活が好きだし、様々な面からチームのためにできることがたくさんあると思っています。
選手がサッカーに対して熱量を持っているように私もこの部活に対して熱量を持っています。
このエネルギーが枯れてしまったら、きっとこの部活にはいられなくなってしまう。
それだけ周りの部員は、スタッフも含め強い意思で活動していると感じます。
そしてその姿に励まされ、自分も負けていられないとまた力が湧いてくるのです。
これから先、自分が何を目指しているのかわからなくなったり、同じような毎日に息苦しくなったりするかもしれない。
もしそうなったとしても、私は理屈じゃなくてこの純粋なエネルギーさえ持っていれば乗り越えられる気がします。
この部活でやっていくと決めた以上、自分の選択に間違いがなかったと言い切れるように、最善を尽くしていきたいです。
これからも力いっぱい真摯に取り組むことを心がけ、一部員、一戦力としてチームとともに強く逞しくなりたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2回生マネージャー 渡邉真由子