【部員ブログ】日々成長
私がサッカー部のマネージャーをしている理由は何だろうか。
マネージャーを続けている理由の一つは、自分が所属するチームで、マネージャーとして、サッカー部の一員として、勝利の瞬間を味わうこと。
マネージャーとしてサッカーに関われるのはこの大学生活が最後だと思うから。
だから続けているのだと思う。
“マネージャーとして”
その言葉に何度も悩まされた。
コロナが流行したことにより、練習も試合も今まで通りにできないし、多くの人がこの状態に不満を持っていると思う。
私もその1人ではあるが、1つだけ感謝していることがある。
それは、自粛生活を強いられた時、「それまでの生活はただただこなす毎日になっていた」と気がつけたこと。
こなすだけの毎日の中でも部活をする意味みたいな、存在意義とか考えたこともあったけど、正直しっかり考える余裕はなかった。
とりあえず決まった時間の電車に乗る。とりあえず寝る時間の確保。
毎日に余裕がなく、ただただ時間に追われていた。
自粛したことで、考える余裕が生まれた。
自粛することで部活に関わりたいのに関われないもどかしさからなのか、関わっていないと置いてけぼりにされちゃう感からか。
自分にできることをせねば、と思った。
努力するべきことの方向性もその時に見えてきたと思う。
ありがたいことにちゃんと私のことを見てくれている人が部活にいて、努力した方向性は間違っていなかったのだと思える時がある。
何が変わったのか。
部活のことを考える時間が増えたと思う。
サッカー部の活動に部署活動があり、そこで考えたことや、やってみたいことを聞いてもらえ、実現できたという経験はすごく貴重だったと思う。
その時、視野を広げれば広げるほどサッカー部としての可能性が広がると思った。
そこから少しでも部活のことを考える時間があると、それがチームを強くすることに繋がるのではないかと思うようになった。
自分の慢心なのかもしれないが、今はそう信じている。
ただただこなすだけだった私にこうして少しの光が差したように思う。
この部活で自分は何をしたいのか。どうしたいのか。
まだまだ成長途中の私はそう自問自答しながら、サッカー部にとって必要な存在になれるよう、日々努力を続けるほか選択肢はない。
3回生マネージャー 田本柚香